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新たな目黒区民センター等整備事業シンポジウムを開催しました
実施の概要
区では、区民センターの建替えについて、区有施設見直しのリーディングプロジェクトに位置付け、平成30年度から多角的な視点をもって検討に取り組んでいます。
令和5年7月15日、午前9時30分から正午まで、中小企業センターホール(区民センター内)で、新たな目黒区民センターの基本計画(素案)へのパブリックコメントの一環として、「新たな目黒区民センター等整備事業シンポジウム」を実施し、127人の方にご参加いただきました。
目黒区長あいさつ
シンポジウム開会にあたり、主に以下の内容について目黒区長からお話しました。
- 区有施設の老朽化の状況
- 区民センター見直しの取り組みを進める理由
- 区民センター見直しの取り組みがリーディングプロジェクトに位置づけられている理由
- プロジェクト名称の選定理由
新たな目黒区民センターの基本計画(素案)説明
シンポジウムの開催当日、パブリックコメントの募集期間中であった新たな目黒区民センターの基本計画(素案)について、資産経営課長から説明しました。
登壇者紹介
パネルディスカッションに登壇する有識者の専門分野や所属を紹介し、これまでの経歴や本事業に関する考えをお聞きしました。
- 出口敦氏(都市計画・まちづくり)
- 藤村龍至氏(建築・景観)
- 宮本武典氏(文化芸術)
- 倉斗綾子氏(学校と公共施設の連携、地域活用)
- 町田誠氏(公園)
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、オンライン質疑応答ツール「スライドゥ」を使用して、会場から出た意見や、事前に募集していた「取り扱ってほしいトピック」を聞きながら、有識者と区長が議論しました。
有識者の方々からは、「公民連携の手法を取る場合に、どのような条件で事業を任せるのかが重要であり、区のメッセージがちゃんと届く事業になるかどうかは、公募の制度設計次第である」、「人口減少や自然災害発生のリスク上昇、多文化共生といった社会情勢について、このプロジェクトを通して議論を重ねてほしい」、「文化や芸術を守るためには、経済的な原理など広い視野で一体的に考えていくことが重要だ。税金を投入すればよいという考え方は、今後、社会からの支持を得られにくい」などの発言がありました。
(注記1)スライドゥについては、会場で意見を出しやすいよう公表を前提とせずにご使用いただいたことを踏まえ、今回はスライドゥへの投稿一覧の公表を控えさせていただきます。ただし、パネルディスカッションで取り上げた投稿は、議事録の一部として掲載しています。
(注記2)スライドゥへの投稿はパブリックコメントとしては扱いません。個別の回答についても控えさせていただきます。
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