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更新日:2024年3月27日

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AED(自動体外式除細動器)

AED(自動体外式除細動器)とは

AEDって何?

aedboxAEDとは、自動体外式除細動器(AutomatedExternalDefibrillator)の略称で、突然の心停止から命を救うために、けいれんを起こした心臓に電気ショックを与える装置です。

胸部に電極を貼り付けて心電図を解析し、電気ショックが必要な不整脈を自動的に判断します。操作は非常に簡単で、音声で操作方法を指示してくれます。安全に使用できるように設計されており、電気ショックが必要のない場合には、ボタンを押しても通電されません。

AED(自動体外式除細動器)を設置している区の施設

誰でも使用できます!

心停止した人に対し、いち早く現場に居合わせた人が除細動を行うことが有効であることから、平成16年(2004年)7月から医療従事者ではない一般の方でも、AEDが使用できるようになりました。

日本では毎日多くの人が心臓突然死で命を失っています。救命には迅速な胸骨圧迫(心臓マッサージ)と電気ショックが必要で、電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10パーセントづつ低下するといわれています。かけがえのない命を救うため、AEDをご活用ください。

AEDの使用方法

心肺蘇生(AEDの使用を含みます)

緊急時の救命活動は、一秒でも早く行うことが重要です。AEDの使用方法を含む心肺蘇生法についてご確認ください。

女性に配慮したAEDの使用方法

AEDを使用するためにはパッドを胸に貼りますが、衣服を脱がせる必要はなく、下着をずらして貼ることで電気ショックを実行することができます。

また、パッドを胸に貼った後に、上から上着などをかけて肌を隠してもAEDの使用には影響はありません。

AED_for_female

女性に配慮したAEDの使い方(PDF:185KB)(出展:東京都多摩府中保健所)

救命講習のご案内

東京都内の救命講習は、東京消防庁が実施しています。心肺蘇生やAEDの使い方、けがの手当てなど、応急手当てを習得していただけるように一般の皆様を対象として救命講習を開催しています。

救命講習のご案内(東京消防庁ホームページ)

目黒消防署の救命講習

目黒消防署では、一般の方々を対象に普通救命講習(3時間)を毎偶数月の9日(曜日は問いません)に実施しています。

いのちを救うために必要な知識、技術(心肺蘇生法、異物除去、止血法)及びAED(自動体外式除細動器)の取り扱い方法を学ぶことができます。

詳しくは目黒消防署へお問い合わせください。

問合せ先

目黒消防署 警防課救急係(電話:03-3710-0119)

目黒消防署ホームページ(救命講習)

AEDを設置されるかたへのお願い

AEDの設置場所や機器の情報について共有し、いざという時の救命効果を高めるため、AEDの設置場所等の情報登録をお願いします。また、情報の更新も随時行ってください。

厚生労働省では、一般財団法人日本救急医療財団を通じて全国のAED設置情報をわかりやすく公開しています。

財団全国AEDマップ登録のご案内(一般財団法人日本救急医療財団)(外部リンク)

AEDの適切な管理

近年では、一般の方々が緊急時に使用できる医療機器としてAEDの普及が進み、公共施設や駅など様々な場所に設置されています。

AEDは心停止などの救命対応時に使用されるため、適切な管理を行わなければ、人の生命や健康に重大な影響を与える恐れがあります。救急救命においてAEDを使用する際に、管理不備により性能を発揮できないなどの重大な事象を防止するため、日ごろの適切な管理をお願いします。

お問い合わせ

防災課

ファクス:03-5723-8725