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令和7年 春の火災予防運動
3月1日から3月7日までの一週間、車両船舶火災予防と山火事予防と併せて、春の火災予防運動を実施しています。
この運動は、都民の皆さまに防火防災意識や防災行動力を高めていただくことにより、火災の発生を防ぎ、万が一発生した場合にも被害を最小限にとどめ、火災から尊い命と貴重な財産を守ることを目的に毎年実施しているものです。
また、引き続く乾燥に加え、春は風も強く、山火事が多発する季節です。春の行楽シーズンを迎えるにあたり、バーベキュー、キャンプでの火の取扱いや後始末にも十分注意しましょう。たばこのポイ捨ても絶対にやめましょう。
春の火災予防運動イベント 自由が丘防災ひろば
日時
令和7年3月2日(日曜日) 午後2時から午後4時まで
場所
自由が丘駅前広場(目黒区自由が丘一丁目30番)
内容
消防隊と協力機関による演習、消防車等車両展示、 各種体験展示コーナー、キャラクターグリーティング
協力機関
自由が丘商店街振興組合(自由が丘帰宅困難者対策協議会)/自由が丘避難所運営協議会/セザンジュ(産業能率大学)/目黒区商店街連合会
目黒区/碑文谷警察署/警視庁第三機動隊/目黒消防団/目黒消防協働団体
東急㈱/東急電鉄株式会社自由が丘駅/東急プロパティマネジメント㈱/㈱ジェイ・スピリット/㈱ホリプロ・グループ・ホールディングス
一日消防署長として、ホリプロタレントの塚本 恋乃葉(つかもと このは) さん(第46回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリ)をお招きし、防火防災イベントを開催します。自由が丘駅前広場では5年ぶりとなります。ぜひ皆さんお立ち寄りください。
塚本 恋乃葉(つかもと このは) さん
住宅防火10の心得内容
阪神・淡路大震災から30年 から震災への備えから
今から30年前の1995年1月17日午前5時46分、兵庫県や大阪府などの地域で、マグニチュード7.3の大地震が発生し、死者6,432名(関連死含む)、行方不明者3名、負傷者4万3,792名という戦後最大規模の被害をもたらしました。
首都直下地震の発生が危惧される中、今一度、阪神淡路大震災から学び得たものを忘れず、来る大災害に備えましょう。
阪神淡路大震災で課題とされたこと
課題1:建物の老朽化と耐震性、家具の転倒・落下・移動防止の重要性
課題2:停電の復旧後に頻発した通電火災への対策
命を守る対策
<対策1>
・家具を、突っ張り棒や金具で、天井や壁に固定する。
・家具の置き場所や向きを工夫し、避難経路や就寝場所などに家具が倒れないようにする。
・棚の上段には軽い物を、下段には重い物を収納する。
・テレビや電子レンジなどの家電も、地震の揺れで移動しないように固定する。
<対策2>
・感震ブレーカー(注記)を設置する。
注記 感震ブレーカーとは、地震の揺れを感知して予め設定した震度以上の場合に、分電盤のブレーカーを遮断して電源をストップする装置です。
・震災で停電した際、ブレーカーをそのまま上がったままにしておくと、電気が復旧した際に、通電し、火災になる可能性があります。感震ブレーカーが設置できない場合は、停電後ブレーカーを下げましょう。
震災時は、消防車や救急車がすぐに行けない状況が予想されます。各ご家庭で、火災や、ケガのリスク等を出来るだけ減らせるよう対策や心がけをお願いします。
また、被災後に住宅の安全が確認できれば、家に留まって生活する「在宅避難」も選択肢の一つとなります。
住宅用消火器について
住宅用消火器は、一般的に小型で軽く、女性やお年寄りでも取り扱いやすいのが特徴で、維持管理も比較的簡単です。
また、塗色の規定もなく、赤以外に様々な色があります。消火薬剤は、強化液と粉末のもの2種類があります。
エアゾール式簡易消火具について
エアゾール式簡易消火具は、家庭内で発生する天ぷら鍋の油の過熱による発火など、比較的初期段階の火災に有効な消火具です。スプレー式で簡単に使用できます。
リモート防災訓練
お問い合わせ
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