更新日:2022年1月25日

ページID:1034

ここから本文です。

記念品の製作

目黒区では皆さまとともに桜の保全や更新に取り組むため、平成26年3月に「目黒のサクラ基金」を設立し、1万円以上のご寄付をいただき返礼品を受け取らない方を対象に記念品を贈呈しています。令和3年度から配布を開始した新たな目黒のサクラ基金の記念品である「サクラストラップ」の製作過程についてご紹介します。


サクラストラップ

工程1 桜の伐採

令和2年度に行った樹木診断の結果、腐朽が原因で倒木の恐れがあると診断された目黒川の桜を伐採し、幹や太枝の中で材として加工が可能な部位を伐り出しました。


伐採した桜の位置図


伐り出した桜材

工程2 伐採材の加工

自由が丘に店舗を構え、木製家具などを取り扱うオークヴィレッジの協力により記念品の製作を行いました。
伐採材を目黒区から岐阜県高山市にある工場へ運び、製材を行い薄い板状にし、桟積みによる天然乾燥や人工乾燥を行うことで、水分が抜けて立派な桜の木の板ができました。


製材の様子


天然乾燥(桟積み)の様子

工程3 記念品の仕上げ

木の板から桜の花をモチーフとした形に切り出し、職人が一つ一つ丁寧にやすりがけを行いました。仕上げにストラップ部分を付けて完成です。


仕上げの様子


サクラストラップの完成

台紙のデザイン

台紙については、目黒川の桜の伐採材から記念品を製作したことから、目黒川の桜をイメージするデザインを取り入れました。


外側のデザイン


内側のデザイン

関連するページ

「目黒のサクラ基金」への寄付を受け付けています

お問い合わせ

みどり土木政策課

ファクス:03-3792-2112

一緒に読まれているページ