更新日:2015年4月6日
遺跡の概要
遺跡番号 | 22 |
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所 在 地 | 目黒区中央町一・二丁目、中町一・二丁目 |
立 地 | 台地(目黒台) |
主な時代 | 縄文時代(中期・後期)、近世 |
主な遺構 | 縄文時代 竪穴住居跡 |
主な遺物 | 縄文時代 縄文土器(中期勝坂式、加曽利E式など)、土製円盤、石鏃、打製石斧、磨製石斧、楔形石器、滑石製装飾品 |
遺跡の位置図
油面遺跡C地点の竪穴住居跡
油面遺跡D地点の炉跡
遺跡の解説
油面遺跡は大正時代から土器や石器が多く採集できる場所として知られていた縄文時代の集落遺跡です。昭和10年に付近に住んでいた松宮氏によって発掘調査が行われ、この時に採集した土器などが調査記録の一部とともに目黒区に寄贈され残されています。近年の調査では、縄文時代の竪穴住居跡が20軒発見されており、縄文時代中期(約5千年前から4千年前まで)を中心とした集落遺跡であることが分かってきています。
参考文献・調査報告書
編著者名 | 題名・掲載書誌名 | 発行者 | 発行年 |
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大場楽石 | 「大東京湮滅遺跡雑記」『ミネルヴァ』1-6・7 | 翰林書房 | 1936年 |
目黒区教育委員会 | 『油面遺跡(F地点)』 | 目黒区教育委員会ほか | 1999年 |
目黒区教育委員会 | 『油面遺跡(C地点)』 | 目黒区教育委員会 | 2000年 |
