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新富士遺跡
遺跡の概要
| 遺跡番号 | 12 |
|---|---|
| 所在地 | 目黒区中目黒二丁目 |
| 立地 | 台地(淀橋台) |
| 主な時代 | 縄文時代(早期・前期)、弥生時代(中期)、近世 |
| 主な遺構 | 弥生時代(中期)住居、近世 富士講胎内遺構(地下式遺構)、溝状遺構、道路状遺構、地下室、柱穴群など |
| 主な遺物 |
縄文時代(早期、前期)土器、弥生時代(中期)土器・石器、 近世 陶磁器、土器、泥面子、銭貨、砥石、石製大日如来像、鬼瓦など |

遺跡の位置図

地下式遺構ホール

地下式遺構祭壇下に埋められていた石製大日如来像
地下式遺構祭壇
遺跡の解説
中目黒に所在する新富士遺跡は別所坂を登った渋谷区との区界、目黒川を見下ろす高台に立地します。江戸時代、北方探検で有名な近藤重蔵がこの地に屋敷を構え、富士山を模した富士塚を築造しましたが、富士塚は昭和34年に取り壊されてしまいました。そのすぐ北側で発掘調査が行われましたが、新富士遺跡からは全国でも珍しい富士講に関係する地下式遺構(胎内洞穴を模した遺構)が発見されました。富士山山麓の風穴を人間の胎内を連想させる胎内洞穴と見立て、富士講徒はその胎内洞穴をくぐることで身の汚れをはらうことができると信仰していました。新富士遺跡で見つかった地下式遺構の奥には祭壇が作られ、祭壇下の床に石製大日如来像が埋められているのが発見されました。また、時代は遡りますが、この遺跡からは、目黒区内で初めて弥生時代中期の住居跡が3件発見されました。
新富士遺跡の地下式遺構(胎内洞穴)は、以下のめぐろデジタルミュージアムURL内のバーチャルツアーでご覧いただけます。
参考文献・調査報告書
| 編著者名 | 題名・掲載書誌名 | 発行者 | 発行年 |
|---|---|---|---|
| 目黒区新富士遺跡調査会 | 「新富士遺跡」 | 目黒区新富士遺跡調査会 | 2015年 |
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320