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子ども家庭支援拠点の整備
都立児童相談所の誘致について
区は、児童虐待の予防と適切な対応に向けて、目黒区子ども条例に掲げる「子どもの人権尊重」を最優先に捉え、区立児童相談所の設置に向けて取り組んできました。
このような中、令和7年4月に鷹番保育園跡に開設を予定しているこども家庭センター内に、東京都児童相談所サテライトオフィスを誘致することとし、東京都と具体的な協議を進めてきました。
東京都と今後の児童福祉行政に関して協議を進めていく中で、都は緊急かつより高度な専門的対応、広域的な調整を担い、区は住民に身近な自治体として、虐待の予防・早期発見を担いながら、相互に連携構築を図ることが子どもと家庭への適切な支援につながっていくとの認識を共有しました。
都と区が相互の役割を担いながら、連携体制を強化し、早期に目黒区内に児童相談所を設置することが、子どもの最善の利益につながると区として総合的に判断し、令和6年9月に東京都に対して令和13年度を目途に碑文谷保健センター跡地に都立児童相談所を設置することを要望いたしました。東京都からは、都立児童相談所の設置に向けて検討すること、また、目黒区内に設置する都立児童相談所の管轄区域は、人口規模や地理的条件等を踏まえ、目黒区と近接する渋谷区の2区とする方向で検討するとの回答がありました。
今後、東京都とは、目黒区内への都立児童相談所の設置に向けて、引き続き協議を進めていきます。
(区議会報告)「碑文谷保健センター跡地への東京都児童相談所の誘致について」(PDF:163KB)
(区議会報告)「(別紙)23区の児童相談所の設置状況(R6.4月現在)」(PDF:152KB)
子どもたちが元気に過ごすことのできるまちをめざして(総合的な子ども家庭支援体制の構築と環境整備について)
区は、目黒区子ども条例に掲げる、子どもたちがいきいきと成長していくことの大切さとそれを支えていくための取組を推進しています。また、地域の中で安全で安心して子育てができる環境づくりにも取り組んでいます。
妊娠期から青年期にいたる、子育て子育ちを継続的に支えていくための新たな取組と整備の具体化に向けて、令和4年12月に総合的な子ども家庭支援体制の構築と環境整備について考え方をまとめましたので、お知らせいたします。
- (区議会報告)「総合的な子ども家庭支援体制の構築と環境整備について」(PDF:3,562KB)
- 総合的な子ども支援体制の構築と環境整備について(PDF:1,517KB)
- 「考え方に対するQA(050320)」(PDF:552KB)
この考え方に沿ってこれから具体的な取組に向けた検討をスタートしていきます。取組の進捗に際しては、今後地域の皆さんにお知らせしながらご意見を伺い、丁寧に進めていきます。
区立児童相談所設置に向けた基本的な考え方の策定について
平成28年の児童福祉法改正により、特別区に児童相談所を設置することが可能となり、目黒区においても児童相談所の設置に向けて検討を進めております。
児童相談所や一時保護所の設置に向けて目黒区の現状と課題を整理し、今後の子ども家庭相談行政の充実に向けた取組の方向性を示すため、令和3年7月に「区立児童相談所設置に向けた基本的な考え方」を策定しました。
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