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「レコーディングをしよう!」 目黒南中学校第3回校歌制作ワークショップが行われました
12月17日(日曜日)、東京音楽大学中目黒キャンパスのTCMスタジオで、目黒南中学校(第七中学校と第九中学校の統合新校)の第3回校歌制作ワークショップが開催されました。
生徒の皆さんが参加するワークショップは今回で最後。本気かつ楽しみながら取り組む生徒の様子をリポートします。ワークショップの講師は、第1回、第2回に続き中西圭三さんと東京音楽大学教授の堀井勝美さんです。
第3回ワークショップのテーマは、ずばり「レコーディングをしよう」。
午後1時、本格的な機材が揃う東京音楽大学のTCMスタジオに少し緊張した面持ちで生徒たちがやってきました。
第2回のワークショップでサビの歌詞とメロディが現われ、そのイメージから中西さんの手によって校歌全体の形が作られました。
「ベクトルが上向いていく流れを意識した」と語る中西さん。感情がこもった歌詞の説明に、生徒たちも耳を傾けます。春夏秋冬を通じて過ごした学校生活のステキな瞬間や思い出深い情景が思い浮かぶ歌詞に生徒たちの思いも重なります。
続いて、メロディをチェック。さすが東京音楽大学のレコーディングスタジオ。スタジオ内の音質や音の響き、副調整室の豪華な機材は、素人の私でも分かるほどの素晴らしさでした。
今回、原曲をアレンジしたのは東京音楽大学の作曲指揮専攻の2年生の皆さん。授業の一環として取り組んでいただいたとのことです。皆さんの力もあって、ピアノの旋律を始め、Jポップ風のリズムまでさまざまなアレンジによって校歌の彩りが増していました。
何度も何度もみんなで歌いました。歌えば歌うほど楽しそうに、そして上手になっていく姿がとても印象的でした。
「3年間のいろんな思い出と、この校歌が結びついた時に、初めて価値が出てくる」、「この校歌を通して当時の匂いまで思い出すこともできるだろう」と語る堀井さん。まだ校歌の「完成」ではありませんが、参加した生徒たちは確実にこの目黒南中学校の校歌制作に関わった足跡を残したと思います。
目黒南中学校の校歌制作は、年度をまたぎ来年度の完成に向けて続きます。在校生、卒業生、保護者、教員、目黒南中学校に関わる全ての人の思いを紡いでいきます。
広報課:ヤシノソ
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