更新日:2024年10月1日

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碑文谷公園生物多様性保全林事業

碑文谷公園を生物多様性保全林に指定しました

碑文谷公園で令和3年度から令和5年度までの3か年、生物多様性保全林事業を行いました。

生物多様性保全林事業は地域の皆さまのご協力を得ながら、多様ないきものの生息拠点として、碑文谷公園をより良い環境にすることを目的とした事業です。

碑文谷公園管理運営計画書の作成

今回碑文谷公園を生物多様性保全林に指定するにあたり、碑文谷公園の管理運営についてまとめた「碑文谷公園管理運営計画書 人・いきもの共生プラン 碑文谷の池・森を未来に」を作成しました。

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令和3年度の事業の取り組み

令和3年度は、碑文谷公園内の自然環境の現状を把握するため、樹木やいきものの調査を行いました。

事業のスタートとして、地域の皆さまと園内のどんぐりを用いた苗木の育成、鷹番小学校と原っぱ調査などを行いました。

苗木ポットの様子1

みんなでどんぐりをポットに植え付けました

原っぱ調査

原っぱで調査を行い、後日小学校で授業を行いました

令和3年度事業の取り組みと調査結果の報告(PDF:2,524KB)

令和4年度の事業の取り組み

令和4年度は、園内の多様な自然環境を保全・回復し、将来に残していくため、地域の皆さまと現地調査会や意見交換会を行い、環境改善の方向性を検討しました。

自然環境の保全・回復に向けた取り組み、鷹番小学校と原っぱ調査や苗木の植樹なども行いました。

現地調査会・意見交換会

公園内を歩きながら現状の問題点や将来の自然環境に対する課題を確認し、グループワークで環境改善の方向性について、地域や関係団体の皆さまと意見を交換しました。

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皆さまと公園の現状を確認しました

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ワークショップ形式で意見をいただきました

自然環境の保全・回復に向けた取り組み

公園内に、は虫類や昆虫類等のいきものが増えるようすみかとなるエコスタックや生物多様性保全ゾーンを創出しました。また、生態系被害防止外来種であるトウネズミモチを中心に伐採しました。

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エコスタックを設置しました

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生物多様性保全ゾーン(原っぱ)を創出しました

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生物多様性保全ゾーン(浅場)を創出しました

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外来種等の伐採・抜根を行いました

 

鷹番小学校と原っぱ調査や苗木の植樹

令和4年度から創出した生物多様性保全ゾーンによる昆虫等の生息状況の確認として、令和3年度と同様に鷹番小学校の児童と合同で調査を行いました。調査の1週間後には、学校へ訪問し、出前授業を行い、なぜ昆虫等が昨年に比べて増えたのかなどを一緒に考えました。

鷹番小学校が開校90周年を迎えるにあたり、碑文谷公園の樹木更新のため、50センチメートルのクヌギ苗を記念植樹しました。

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今年度も調査を行い、後日小学校で授業を行いました

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令和3年度に作成した苗木を植え付けました

令和5年度の事業の取り組み

令和5年度は、令和4年度に引き続き、自然環境の保全・回復に向けた取り組み、地域の皆さまと意見交換会、鷹番小学校と原っぱ調査、普及啓発用看板の設置などを行い、生物多様性保全林に指定しました。

意見交換会・報告会

令和4年度に行った環境改善の様子や令和5年度の取り組み内容について、現地を確認しながら意見を交換しました。

令和6年3月には、本事業のまとめとなる報告会を開催し、令和5年度の取り組みと今後の管理運営計画などを報告しました。

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改善点を確認しました

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令和5年度の取り組みについて報告を行いました

鷹番小学校と原っぱ調査

令和3年度、4年度に引き続き鷹番小学校の児童と原っぱで昆虫等の調査と出前授業を行いました。

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今年はトンボが多くみられました

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みんな積極的に参加してくれました

自然環境の保全・回復に向けた取り組み

地域の皆さまからいただいた意見をもとに、令和4年に創出した生物多様性保全ゾーンを拡大し、新たに植栽帯内の下草をあえて残すことで、草地の創出を行いました。これにより、更なるいきものの生育・生息環境の確保を図ります。

また、低木や下草に日光が届くよう、高木の間引きを行いました。樹林地内には、階層構造を創出するため、後継樹となる樹木、野鳥や昆虫が好む実や花をつける低木や下草を植栽しました。

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生物多様性保全ゾーン(浅場)を拡大しました

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後継樹や実のなる低木などを植栽しました

普及啓発用看板の設置

本公園の豊かな生物多様性について普及啓発活動を図り、当該地に残る多様な自然環境を保全・回復していくことを目的とした看板を設置しました。

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「生物多様性保全林指定」看板

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「注意喚起」看板

 

お問い合わせ

みどり土木政策課

ファクス:03-3792-2112