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更新日:2014年3月20日

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人権啓発のとびら みんながともだち 「みんながともだち その1」

いじめや差別は「いけないこと」だとみんなわかっているのに、現実には起こっています。
なぜ、そうなるのでしょうか。

ここでは、子ども向けに描かれたわかりやすいマンガで、過去の部落差別、現存する部落差別など、差別の実態をストーリーの中で解説しています。

みんながともだち その1

先生 「おはようございます。さっそくですが、今日はみんなに転校生を紹介します」

先生 「倉握(くらあく)健人君。倉握君はお父さんの仕事の関係で、外国から引越ししてきました」

亮一 「ほー」

健人 「ハ… ハジメマステ。ボクノナマエハクラークケントダス。コニタビワミナサマ」

健人 「ヨロシケテオタノモウシマス」

みんな 「あ… 終わりか」「今何言ってたの?」「さあ…」

先生 「倉握君は、まだ日本に不慣れです。みんなで助けてあげてください」

亮一 「よーし、わかった。この亮一くんに任せてくれればOKだよ先生!」

みんな 「ハハハ」

亮一 「なあなあ健人、イチロー知ってるか?イチロー」

亮一 「野球選手のイチロー! メジャーの!」

健人 「ボケノクニ、タクサンノ、プレーヤーオラレルヨ」

亮一 「いや… だからね」

健人 「アンドフット…」

亮一 「だあーもうっ! わけわかんねーんだよ!」

亮一 「やめたやめた。話してるとなんかイライラしてくるぜ」

女の子 「なによ、カワイソーじゃない」

亮一 「そんなヤツとしゃべってると、変な言葉がうつっちまうゾ。ホレーワラスメホリシテー」

女の子 「キャー」

女の子たち 「クスクス(笑い声)」

クラスメートに避けられ、一人孤独な健人。それから何日かしたら、健人は学校に来なくなった。

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