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更新日:2026年4月13日

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ひとめぐり「NPO法人目黒子ども劇場理事長 青木奈都子さん」(令和8年4月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。

令和8年4月15日号 vol.56
NPO法人目黒子ども劇場理事長 青木奈都子さん

青木奈都子さん

プロフィール

青木奈都子さん

元幼稚園教諭・保育士。舞台芸術鑑賞と自然体験を二本柱に活動する「目黒子ども劇場」で理事長を務める。子育て支援事業にも取り組み、生まれ育った目 黒で、大人と子どもが互いに育ち合える環境づくりに取り組んでいる。

文化体験を通して、子どもたちの豊かな感性を育む

「共に育った」経験を生かして

「目黒子ども劇場は、舞台鑑賞やキャンプ、遊び体験などを通して子どもたちの心豊かな成長を促し、親子が共に育ち合う地域づくりを目指して活動しています」。そう語る青木さんが理事長を務める目黒子ども劇場は、昨年、設立50周年を迎えた地域団体です。「小学生だった私は設立翌年に入会しました。高校卒業後は「リーダー」と呼ばれるサポート役として関わり、やがて親として参加。気付けば理事長です」。当初は自身が子ども時代にもらった楽しさを、ただお返しする思いで活動していた青木さん。仕事で保育現場に携わるようになってから、文化体験の必要性を実感したそう。その思いが、今も団体運営を担い続ける原動力となっています。

心の豊かさを育む、舞台鑑賞と遊び体験

観劇年4から5回開催される鑑賞体験で取り上げるジャンルは音楽やお芝居など多岐にわたります。「生演奏の迫力に驚いたり、物語に入り込んで涙したりする経験は、ライブ空間ならではの魅力です。感情を揺さぶられる体験を通して子どもたちの心は柔らかくなっていきます。そうして生まれた感動は誰かに伝えたくなるもの。鑑賞後は、友だちや家族と思いを共有する大切な時間になります」

一方で、キャンプや外遊び、お祭りなどのグループ活動も行っています。一人一人の自主性を伸ばすため、子どもたちが意見を出し合うことを大切にして内容を決めるのだとか。「親も参加しますが、基本的には小学生以上の子どもたちと18歳以上のリーダーが主体となって進めます。活動を重ねる中で、子どもたちに自然と信頼関係が育まれているようです。だからこそ、異なる意見が出ても譲り合える。異年齢の子どもたちの間で社会性や協調性が高まるのを感じます」

キャンプ

子どもの日常に、もっと文化に触れる機会を

「私たちは舞台芸術の鑑賞と遊びや自然体験、どちらも「文化」だと捉えています。こうした経験は子どもの成長に欠かせないものです」と語る青木さん。取り組みの中で大事にしているのは、親も子もみんなで関わり合う活動スタイルだそう。「何か一つを決めるのに時間はかかりますが、その分強い信頼関係ができ、みんなが安心できる環境で育ち合うことができます」。青木さんは現在、誰もが日常的に文化との接点を持てるよう、地域力の底上げにも奮闘中。「他団体や行政と連携して、子どもの身近に文化体験を広げたいです。地域は子どもが育つ拠点。文化体験や交流を通して地域を豊かにすることが、子どもたちの健やかな成長につながると信じています。

随時、会員を募集しています。

入会方法など詳細は、目黒子ども劇場のウェブサイトをご覧ください。

目黒子ども劇場

お問い合わせ

広報広聴課

ファクス:03-5722-8674