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ひとめぐり「フラメンコダンサー 堀口心太朗さん」(令和8年5月15日号)
ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
令和8年5月15日号 vol.57
フラメンコダンサー 堀口心太朗さん

プロフィール
堀口心太朗(ほりぐちこたろう)さん
第34回フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」にて、史上最年少の11歳で奨励賞を受賞したフラメンコダンサー。
フラメンコの他に野球を習い、塾にも通う、目黒で生まれ育ったパワフルな小学6年生。
経験を自信にさらなる挑戦へ フラメンコに注ぐ、少年の情熱
踊りの世界で駆け上がる、成長のステップ
フラメンコとの出会いは5歳の頃。心太朗さんの伯母が開講するフラメンコスクールに誘われたのがきっかけでした。6年間でみるみるスキルを伸ばし、今では大人顔負けの躍動感あるダンスを披露するまでに成長した心太朗さん。「歌やギター演奏に情熱的な踊りを組み合わせるのが楽しいです」と語ります。踊りの中で一番大切なのは「コンパス」なのだそう。「コンパスは、12拍を一つの単位とするフラメンコ特有のリズムサイクルです。踊りの基準になるので、練習の時もコンパスからずれないように意識しています。手でリズムをとる「パルマ」で拍を確認してから、足でステップを踏んでいくのが練習スタイル。目で追えない難しい動きでも、練習を重ねて格好よく踊れた時は達成感があります」
大切な曲と共に踏み出す、新たな一歩
これからは大人と同じ舞台に立ちたいと語る心太朗さん。フラメンコは、その場のギターや歌に合わせて即興で踊るのが主流だそう。「これまで出場したコンクールの部門や舞台は新人・子ども向けに事前に振り付けを決めて挑んでいました。即興の場合は、今までに習った振り付けの中からその場のリズムに合ったものを入れていくため、考えながら踊らないといけません。経験がないので少しドキドキしますが、ぜひ挑戦してみたいです」。そんな心太朗さんの得意曲は、奨励賞を受賞した昨年の大会で踊った「ソレア」。思い入れのあるこの曲とともに、もうすぐ「即興」の世界に足を踏み入れます。

憧れのフラメンコダンサーを目指して
「舞台袖から出て、踊り出した瞬間に緊張がほどけたんです」。奨励賞を受賞した大会が初めての大きな大会だったと言う心太朗さん。当時の心境を教えてくれました。「リラックスした状態で、解放感を感じながら練習の成果を発揮することができました。もちろんまだ緊張する時もありますが、いざとなったら覚悟が決まります」。そう語る心太朗さんは、9月には海外で本場のレッスンを体験する予定だそう。「憧れのダンサーに少しでも近づくために、フラメンコはずっと続けていきたいと思っています。今までフラメンコに触れてこなかった人に、少しでも関心を持ってもらえたらうれしいです」。心太朗さんの活躍から今後も目が離せません。


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