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絹本著色阿弥陀三尊来迎図 区指定有形文化財(絵画)
絹本著色阿弥陀三尊来迎図
指定年月日
平成13年9月4日
時代・年代
鎌倉時代後期頃
公開の有無
非公開
所在地
目黒区中目黒五丁目24番53号 祐天寺(ゆうてんじ)
解説
絹本著色阿弥陀三尊来迎図(けんぽんちゃくしょくあみださんぞんらいごうず)は縦75.8センチメートル、横35.8センチメートル。阿弥陀如来と観音菩薩、勢至菩薩が雲上に立ち、画面に向かって左から右下方へ飛来するさまが描かれています。
阿弥陀如来は来迎印(らいごういん)を結び、頭光(とうこう)、放射光、白毫光(びゃくごうこう)を発し、蓮華座の上に立っています。観音菩薩は軽く腰をかがめて両手で蓮台を差し伸べ、勢至菩薩は胸前で合掌しています。
それぞれ肉身を金泥(きんでい)、着衣を丹下地(たんしたじ)に截金文様(きりかねもんよう)で表しています。着衣も金泥(きんでい)地としないのは古い様式で、制作は鎌倉時代後期と推定されます。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320