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絹本著色当麻曼荼羅図 区指定有形文化財(絵画)
絹本著色当麻曼荼羅図
指定年月日
平成13年9月4日
時代・年代
江戸時代 享保(きょうほう)13年(1728年)
公開の有無
非公開
所在地
目黒区中目黒五丁目24番53号 祐天寺(ゆうてんじ)
解説
寸法は縦189.7センチメートル、横195.4センチメートル。奈良当麻寺(たいまでら)が所蔵(しょぞう)する国宝綴織当麻曼荼羅図(つづれおりたいままんだらず)の四分の一の縮小模本(もほん)です。
観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)の変相図で、中央に阿弥陀浄土、その下に観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)の説話(せつわ)と十六観が配されています。下辺の縁起段には縁起の全文が記され、諸仏は的確に描写されて金泥(きんでい)や彩色により入念に表されています。
周囲の下部中央にある銘文により、三縁山増上寺38世演誉白随(えんよびゃくずい)の発願(ぼつがん)により享保(きょうほう)13年(1728年)に制作されたことがわかります。
当麻曼荼羅図(たいままんだらず)は浄土宗で重んじられ、鎌倉時代以降、模本(もほん)が盛んに作られました。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320