更新日:2017年8月24日
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症はRSウイルスにより引き起こされる急性呼吸器感染症です。咳、鼻汁などの上気道症状が2日から3日続いた後、感染が下気道、とくに細気管支に及んだ場合には
乳幼児の感染
2歳までにはほとんどすべての乳幼児がRSウイルスに感染するといわれており、多くの場合、軽症でおさまりますが、1歳未満の乳児の場合は、
重症化のリスクのあるかた
低出生体重児、先天性心疾患、慢性肺疾患、
再感染
終生免疫は獲得されないため、どの年齢でも再感染は起こりますが、一般的には年長児以降では重症化はしません。
原因と感染経路
原因
原因はRSウイルスです。ウイルスを含むしぶきがくしゃみや咳で空気中に放出され、それを吸い込むこと(
潜伏 期間
治療について
症状
症状は、鼻水、のどの痛み、咳、頭痛、
治療
特効薬はなく、治療は安静、水分補給などの対症療法(症状をやわらげる治療)が中心となります。
予防のポイント
予防のポイントは、手洗い、うがいと咳エチケットです。
早産児や先天性心疾患、慢性肺疾患を有するハイリスクな乳幼児には、重症のRSウイルス疾患を予防するために薬を使用する場合があります。使用については医師の判断になります。
目黒区保健所保健予防課のページです。
東京都感染症情報センターのページで手洗いの方法を紹介しています。
東京都感染症情報センターのページで「咳エチケット」を紹介しています。
関連するページ
東京都感染症情報センターのRSウイルス感染症のページです。東京都におけるRSウイルス感染症の流行状況が確認できます。
国立感染症研究所感染症情報センターのRSウイルス感染症のページです。RSウイルス感染症に関する情報が確認できます。
