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更新日:2022年6月16日

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2050年ゼロカーボンシティの実現を目指します

脱炭素社会に向けた取り組み

世界共通の目標として位置付けられた脱炭素社会の実現


啓発絵本を手にする目黒区長

近年、地球温暖化の進行により、世界的に気象災害が頻発し、我が国でも台風や集中豪雨による深刻な被害が発生しています。
令和3年5月に改正された地球温暖化対策推進法では、2050年までの脱炭素社会の実現が明記され、地方公共団体が定める地球温暖化対策の実行計画に、目標設定を追加することが義務付けられました。また、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)では、産業革命前からの世界の平均気温上昇を、1.5度に抑えることが、世界共通の長期目標として位置付けられました。

目黒区は2050年のゼロカーボンシティの実現を目指します

目黒区はこれまで地球温暖化対策地域推進計画に基づき、令和2年度(2020年度)の二酸化炭素排出量の目標を平成22年度(2010年度)比7パーセント削減として取り組んできました。しかし、2050年の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティの実現の重要性に鑑み、さらなる取組が必要不可欠です。
そうした状況を踏まえ、目黒区は、2050年のゼロカーボンシティの実現に向けた様々な取組を、力強く推進していくことを表明します。

2050年に向けた区の取り組みをさらに推進していくためのロードマップ

区は地球温暖化対策地域推進計画に基づき、令和2年度の二酸化炭素排出量の目標を平成22年度比7パーセント削減として取り組んできましたが、これまで以上の取り組みが求められています。そこで、令和3年度は、環境基本計画と地球温暖化対策地域推進計画の一体的な改定に着手し、2050年に向けたロードマップの検討を進めていきます。
令和4年度は、再生可能エネルギー設備の設置費用助成や地球にやさしいライフスタイル等の普及啓発イベントなどを行います。また、区が一事業者として率先して取り組むため、区施設の電力供給における脱炭素化の推進や東京2020大会で使用された燃料電池車の導入などを実施し、二酸化炭素排出量の削減のみならず、区民や事業者の意識啓発を強力に推進していきます。

家庭用太陽光発電システムなどの設備設置費助成

目黒区では環境負荷の少ないエネルギー利用を促進し、地球温暖化対策を推進するために、二酸化炭素の排出量の削減に配慮した新エネルギー及び省エネルギー設備を自宅に設置する区民のかたに、経費の一部を助成しています。
(令和4年度の申請受付は令和4年6月からを予定しています)


太陽光発電

区施設での再生可能エネルギー電力(間伐材を活用したバイオマス発電など)の導入

目黒区では、区有施設における再生可能エネルギーの利用促進に努めています。


バイオマス発電

脱炭素社会に向けた啓発活動の推進

この絵本は、未就学児や小学校の低学年向けの地球温暖化対策の啓発絵本として、平成24年11月に作成いたしました。
「カンタくん」と「キョウコちゃん」が夢の中で助けたしろくま「フロートくん」といっしょに、温暖化の原因といわれている二酸化炭素を減らす方法を考えるというお話になっています。絵本「しろくまフロートくんのおねがい」は、図書館で借りることができます。


啓発絵本

庁用車への燃料電池車、電気自動車などの導入

令和4年度に燃料電池車を導入。

既存の庁用車も、順次EV等の環境に配慮した車両に切り替えていくこととしています。

関連するページ

脱炭素社会に向けた取り組みなどは、めぐろ区報(令和4年2月1日号)でも掲載しました。

お問い合わせ

環境保全課 温暖化対策係

ファクス:03-5722-9401