更新日:2023年10月26日

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熱中症予防

新型コロナウイルスの影響で、外出が減ったため、体力が低下し、熱中症の危険性が高いといわれています。
涼しい日の翌日に気温が急に上昇する日は、注意しましょう。また、マスクをされている場合は、体内に熱がこもりやすく、口の中の湿度が高くなり、喉の渇きに気付きにくいため、こまめに水分補給を心がけましょう。

熱中症予防のための 情報・資料サイト(厚生労働省)

厚生労働省による熱中症予防のための情報・資料サイトです。
熱中症を防ぐための情報はこちらもあわせて参考にしてください。

令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方

厚生労働省及び東京都から令和5年3月13日以降のマスク着用の考え方(学校におけるマスクの着用の考え方については、令和5年4月1日から適用)が示されました。
詳細は、以下の厚生労働省、東京都及び目黒区のホームページをご覧ください。

熱中症警戒アラートを確認しましょう

環境省と気象庁は、例年4下旬から10月下旬までにかけて、「熱中症警戒アラート」を全国で実施しています。
環境省や気象庁の発表や毎日の天気予報などに注意し、熱中症警戒アラートが発表された場合は、日頃から実施している熱中症予防対策を普段以上に徹底することが重要です。

環境省熱中症予防情報サイト

「熱中症警戒アラート」は暑さ指数(WBGT)が33度以上になると予想した場合に発表されます。暑さ指数は環境省熱中症予防情報サイトから確認できます。お住まいの地域や通勤先・通学先、家族の居住地などの暑さ指数をチェックしましょう。環境省熱中症予防情報サイトからは、暑さ指数メール配信サービス(無料)やLINEアプリの受信登録もできます。

環境省熱中症予防情報サイトの外部リンクです
環境省熱中症予防情報サイト

熱中症予防のポイント

「水こそたすけに」を合い言葉に、熱中症予防のポイントを紹介します。

水分は時間を決めてしっかりとろう

水分補給のイラスト

喉が渇いていなくても1時間にコップ1杯の麦茶を飲むなど、時間を決めて水分をとりましょう。特に、マスクをしていると喉の渇きに気付きにくくなりますので、注意しましょう。入浴前後や起床後もまずは水分補給。1日あたり1.2リットルを目安にしてください。大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに。

この夏はエアコン止めずにこまめに換気

エアコンをつけたまま換気をする人のイラスト

感染症対策に1時間に1・2回の換気をしましょう。
一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扇によって換気を行う必要があります。エアコンは起動時の消費電力が大きいため、換気中も止めない方が節電になります。換気後はエアコンの設定温度を小まめに再設定しましょう。

住まいの衛生 換気

備えよう 脱水救う経口補水液

経口補水液のイラスト

脱水症状が疑われるときには、吸収率のよい経口補水液が有効です。
もしもに備えて、市販の経口補水液を常備しておくことがおすすめです。

経口補水液の作り方のイラスト

経口補水液は、次の材料を混ぜるだけで簡単に作れます。

  • 砂糖(上白糖)20グラムから40グラム
  • 塩3グラム
  • 水1リットル
  • あればレモン汁(少量入れると飲みやすくなります)

これは、市販の経口補水液がない場合の簡易的なものです。作った日に飲み切りましょう。また、療養中のかたは主治医に相談のうえご使用ください。

食べて寝る 免疫力を高めよう

食事と睡眠をする人のイラスト

熱中症にも感染症にもなりにくい、免疫力の高い体をつくりましょう。
食事はからだを維持するために、最も基本的なものです。主食(ごはん・パン・麺)、主菜(肉・魚・卵など)、副菜(野菜・きのこ・いもなど)をそろえてバランスを整えましょう。
睡眠は十分にとりましょう。質の良い睡眠は、こころとからだの疲れを癒してくれます。
日頃から体温測定など健康チェックをして、体調が悪いと感じた時は、無理をせず自宅で静養してください。

新型コロナウイルス感染症 こころとからだのケアをしましょう

すいている場所で散歩や運動を

運動をしている人のイラスト

予防には適度な運動で、暑くなり始めの時期から暑さに備えた体をつくることが大切です。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度、水分補給は忘れずに、無理のない範囲で行いましょう。
外出が難しい場合でも、ラジオ体操やストレッチなどで運動しましょう。
マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、適宜マスクをはずして休憩をしてください。

けいれんやめまい・吐き気は要注意

体調が悪くなった人のイラスト

けいれんやめまい・吐き気があったら、次の応急処置を行いましょう。

  • 風通しのよい日陰や、できればエアコンが効いている室内など、涼しい場所へ移動し、頭を低くするようにして寝かせてください。
  • 衣服を脱がせて、うちわや扇風機などで扇ぎ、体から熱を逃がします。首のうしろ、わきの下、足の付け根などに水をかけたり氷のうをあてて、冷やします。
  • 汗をかいている場合は、スポーツドリンクや経口補水液を飲ませます。ただし、意識がぼおっとしていたり、吐いている場合は、水が気管に流れ込む危険があるので、飲ませません。
  • 早めに医療機関を受診してください。意識がぼおっとしていたり、けいれんをおこしていたり、自分で水を飲めないほど弱っているときは、至急、救急車を要請してください。

28度超えないようにエアコン活用

エアコンと温度計のイラスト

熱中症の救急搬送者の約半分が、室内で熱中症になっています。日中の炎天下だけではなく、室内も注意が必要です。
無理は禁物です。暑いと感じなくても、室温が28度を超えないようエアコンを活用しましょう。また、室内でも涼しい服装をしましょう。

特に注意!

急激な気温上昇

熱中症による死亡者の数は、真夏日(最高気温が30度以上の日)から増加します。
気温が35度を超える日は特に注意してください。運動は原則中止し、外出はなるべく避けて涼しい室内に移動してください。室内に入れないときは日陰を利用しましょう。
日頃から涼しい服装をし、帽子や日傘で暑さを避けましょう。

高齢者

高齢者は自覚がないのに熱中症になる危険がありますので、周囲のかたの見守りや声かけが大切です。
熱中症による死亡者の約8割が高齢者で、高齢者の熱中症は半数以上が自宅で発生しています。高齢者は、のどの渇きや暑さを感じにくくなっています。また、体の中の水分量が少ないため脱水状態になりやすく、暑さに対する体の調整機能も弱くなっています。
日中の炎天下だけではなく、屋内や夜間も注意が必要です。高齢のかたは部屋の温度は28度を目安に過ごしましょう。

子ども

乳児や子どもは、体温調節機能が十分に発達していないため、体に熱がこもりやすくなります。
また、大人よりも地表面からの熱の影響を受けやすいため、外出時には注意が必要です。乳幼児連れの外出は、最も暑い時間帯をなるべく避けましょう。
絶対に車の中に子供を置き去りにしてはいけません。

その他

その他にも、次のような場合は特に注意が必要です。積極的に予防を行いましょう。

  • 二日酔いや寝不足によって体調不良である場合
  • 下痢やインフルエンザなどによる脱水症状がある場合
  • 糖尿病や精神疾患といった持病がある場合
  • 長時間の屋外作業を行う場合

関連するサイト・参考

お問い合わせ

保健予防課 保健管理係

ファクス:03-5722-9508

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