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更新日:2023年7月5日

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ペットで鶏を飼っています。どんなことに気をつけたらいいですか?

回答

国内で高病原性鳥インフルエンザが発生したからといって、これまでペットとして家庭で飼われている鶏が直ちに危険になるということではありません。今回、国内で発生した高病原性鳥インフルエンザの感染経路はわかっていませんが、専門家は、日本に飛来する渡り鳥が運んできたか、人や物に付着して持ち込まれた可能性を指摘しています。飼っている鶏に感染させないように、特に次のことに注意してください。

  • (1)ペットの鶏を渡り鳥などの野鳥に接触させない。飼養ケージを点検、補修して、野鳥が侵入できる穴などはふさぐ。
  • (2)野鳥の糞などがペットの鳥の水や餌を汚染しないように気をつける。
    • 水や餌は毎日取り替えて、常に清潔なものを与える。
    • 餌は野鳥が侵入しない場所に保管する。
    • 野鳥が飛来する池の水を鳥の飲水に利用しない。
  • (3)人がウイルスを持ち込まないように気をつける。
    • 飼育舎に入る際は、専用の長靴にはきかえる。入り口に、消毒液の踏み込み槽を設置するとなお良い。
    • 飼主は高病原性鳥インフルエンザが発生している地域などへの旅行、訪問は控える。
    • 鶏を飼養する場所に関係のない人が立ち入らないように注意する。
  • (4)鶏の様子を毎日よく観察し、異常がみられたらすぐに動物病院で受診することも大切です。なお、今まで人に感染した事例では、人が常に鶏と近距離で濃厚に接触していたために感染したと考えられます。
    鳥インフルエンザに限らず、動物にも様々な病気があり、その中には人に移る病気もあります。糞尿は、手袋やマスクなどを着用して速やかに処理し、飼育小屋は毎日清掃する。動物には清潔な食べ物を与え、動物の衛生を保ち、動物に触った後は手洗い、うがいを行うなどの日常の衛生管理をしっかりすることが大切です。

これらの項目は東京都のホームページ「高病原性鳥インフルエンザQ&A」より抜粋したものです。

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