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更新日:2026年4月22日

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令和8年4月より循環型トイレの運用を開始しました

目黒区は、中目黒駅から徒歩10分ほどに位置する区立中目黒公園(目黒区中目黒二丁目3番14号)に循環型トイレを設置し、令和8年4月より公園のトイレとして利用開始しました。

循環型トイレについて

目黒区は、災害対策として循環型トイレを導入しました。大規模災害時にトイレが利用できないことによる衛生環境の悪化や健康被害を防ぐため、帰宅困難者が多数発生することが想定される中目黒駅・目黒駅周辺における新たなトイレ対策として整備し、平時は公園トイレとして利用できます。

循環型トイレの写真

循環型トイレの特長

  1. バイオ分解処理によって大腸菌を殺菌処理するため、悪臭がなく清潔に保てます。
  2. 上下水道への接続が不要で、上下水道が利用できない場合にも使用できる水洗トイレです。
  3. 太陽光発電設備や蓄電池を備えており、停電時にも使用できます。
  4. トラックに乗せて移設ができるため、発災時の状況に合わせた柔軟な運用が可能です。

YouTube動画

こちらのリンクよりYouTubeショート動画が視聴できます。

設置の経緯

これまで日本で発生した大規模地震では、ライフラインが被害を受け、水洗トイレが使えなくなる状況が繰り返されてきました。水洗トイレが機能しないと排泄物処理が滞り、感染症や害虫の発生など、衛生環境の悪化につながります。加えて、トイレ利用を控えることで水分・食事摂取が不足し、脱水や栄養状態の悪化を招く恐れもあります。
首都直下地震では帰宅困難者への対応が大きな課題です。救急救命活動が優先されるため、帰宅困難者は発災後3日間を目安として無理に移動せず、会社や学校、一時滞在施設等での避難が求められており、発災直後には中目黒駅・目黒駅周辺や山手通り沿いに多くの人が滞留すると見込まれています。
このような状況を踏まえ、災害時の帰宅困難者のトイレ対策として、中目黒駅・目黒駅の両駅の間に位置し、火災の延焼や輻射熱から避難するための広域避難場所にも指定されている区立中目黒公園に循環型トイレを設置することとしました。

循環の仕組み

循環の仕組み

便器から流れてきたし尿は、まず、バクテリアの働きにより、大腸菌等の細菌類を生分解処理します。その後、膜によるろ過処理を通じて、し尿中の細菌類や原虫類を強制的に除去します。さらに、オゾン添加とUV照射により、洗浄された水の着色抑制と除菌・消臭を行います。最後に活性炭フィルターを通すことで、最終的なフィルタリングを行い、洗浄水は便器へ再び戻っていきます。
微生物処理層に沈殿するトイレットペーパー片などの固形物は、汲み取りが必要なタンクに取り込まれますが、運用開始から汲み取りまで4,000回分、10日間程度の連続使用が可能です。(トイレの利用時間について、1日あたり16時間(夜間帯を除く)、1人あたり5分間と仮定した場合)

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