3年ぶりに「東日本大震災復興支援コンサート」が開催されました（令和4年2月27日）

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ナレーション

めぐろパーシモンホール大ホールで、2月27日、東日本大震災復興支援コンサートが開かれました。新型コロナウイルス感染症の影響で、3年ぶりの開催となったこのコンサート。目黒区の友好都市、宮城県気仙沼市と目黒区の音楽家が集まりました。

震災から10年。復興へ向かう気仙沼市の今を盛り込んだプログラムが行われました。気仙沼市民吹奏楽団と目黒吹奏楽団による混成楽団は、気仙沼市民のソウルソング「海潮音（みしおね）」の吹奏楽バージョンを演奏しました。この曲は、気仙沼市の夏最大のまつり「気仙沼みなとまつり」のフィナーレで演奏される曲の一つとして知られています。

ナレーション

気仙沼出身のシンガーソングライター熊谷育美（くまがい　いくみ）さんと畠山美由紀（はたけやま　みゆき）さんも出演し歌で故郷への思いを表現しました。熊谷さんは震災の直後に発売した曲「雲の遙か」などを、そして畠山さんは2011年に発表した「わが美しき故郷よ」などを披露しました。

来場者インタビュー

• 育美さんの「雲の遙か」を聞きたくて来ましたね。イントロ聞いただけでちょっと涙出てくる。感激しました。感動しました。
• もう10年経つんですが、その後どうなるのかまだわかりませんがね。元の状態に一日でも早く戻ってもらいたいですね

ナレーション

会場ではほかにも気仙沼市の特産品を集めた物産展をはじめ、震災当時と復興の様子を記録した写真展、気仙沼の漁師の生きざまをとらえた漁師カレンダー展も行われました。

めぐろパーシモンホール事業課長 松浦智史さん

身近なところでですね、この被災地ならびに震災や災害というものに色々な思いをはせるということができるようにですね、そしてまた一日でも早い復興を願う機会になればと思って開催をしております。

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