更新日:2013年7月11日

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地域防災リーダー研修会

防災教育に関する社会の意識が大きく変化していることや、東日本大震災の教訓から改めて防災教育の重要性が再認識されていることから、今後、区ならびに防災関係行政機関は、幅広い年代を対象に継続性のある総合的な防災教育を推進していくこととしています。

一方、区や関係機関だけでは、防災教育を推進していくことは困難なことから、防災区民組織役員等の目黒区内において地域の防災リーダーとして活動している方々の防災に関する知識と技能を高め、もって目黒区における総合的な防災教育が、地域を中心に広がっていくことを目的に「地域防災リーダー研修会」をNPO法人と共催しました。

地域防災リーダー研修会の概要

平成25年6月22日(土曜日)に目黒区防災センターに、地震防災の専門家として有名な東京大学大学院教授目黒公郎(めぐろきみろう)先生をお招きし、防災区民組織役員や住区住民会議防災担当役員、消防団員等、目黒区内において地域の防災リーダーとして活動している方々を対象に、目黒先生が考案した防災教育メソッドである「目黒巻」を中心とした研修会を、地域の防災防犯活動を支援しているNPO法人パトロール・ランナーズ(理事長原克博氏)と共催しました。

目黒区では、このような研修会を区内の他の大学等とも連携を図りながら、適宜開催し、地域において自主的な防災教育が行われるようさらに取り組みを進めていきます。

目黒巻とは

「目黒巻」とは、地震防災の専門家として有名な東京大学目黒教授が考案した、大地震等の災害から、どうすれば自分や家族の生命と財産を守れるかなど、災害時の状況を自分自身の問題として的確にイメージする力『災害イマジネーション』を高めることができる教育メソッドです。

一般の方々に比較的短時間で気軽に使って頂くことができるもので、地域における防災教育のツールとして有効なものです。

「目黒巻」(研修会で使用したもの)(PDF:14KB)


基調講演中の目黒公郎教授


目黒巻を説明する沼田宗純助教


スクリーンに投影されたグループワークの流れ


受講者の様子

お問い合わせ

防災課

ファクス:03-5723-8725