更新日:2023年6月1日

ページID:4955

ここから本文です。

感震ブレーカー設置助成制度

感震ブレーカーとは

東日本大震災や阪神・淡路大震災で発生した火災のうち、最も多かった出火原因は電気機器等によるものでした。
地震直後は火災が発生しなかった地域でも、電気が復旧した際に、通電状態となった電気機器や、地震によって傷んだ配線から出火する事案が相次ぎました。
「感震ブレーカー」は、規定値以上の震動を感知したときに、電気を自動的に遮断することにより、電気機器等からの出火を防ぐものです。
主な種類として、分電盤そのものに機能をもたせる分電盤タイプ、おもりの落下やバネの作用でスイッチを落とす簡易タイプ、個別のコンセントに取り付けるコンセントタイプ等があります。
助成対象となる分電盤・高性能簡易タイプ(令和元年度から対象となりました)は、震動から数分後に電気を遮断するため、避難時の照明が確保できます。
次の2タイプがあります。


感震ブレーカー イメージ図

分電盤タイプ(内蔵型・外付け型)の画像
分電盤タイプ(内蔵型・外付け型)

高性能簡易タイプの画像
高性能簡易タイプ

助成対象

次の項目に該当する建築物及び対象者で、実際に居住または事業を営んでいるかたが助成対象となります。
世帯の状況により、一般世帯と特例世帯に分けられ、助成額が変わります。

1 対象地域

建築物は、助成対象地域内ですか?
災害危険度の高い木造住宅密集地域が対象です。

助成対象地域
地区名 対象地域
目黒本町五丁目地区 目黒本町五丁目全域
目黒本町六丁目・原町地区 目黒本町六丁目全域
原町一丁目全域
原町二丁目1番から4番、7番から13番
洗足一丁目1番から4番、10番から24番
碑文谷一丁目4番から9番

助成対象地域図の画像
助成対象地域図

2 対象建築物

木造建築物ですか?
主な構造耐力上主要な部分(柱、はり等)が木造の建築物に限ります。

3 対象者

前年度の税金を滞納していませんか?
前年度の住民税を滞納していないかたが対象です。納税証明書により確認します。

手続きの流れ

助成対象に当てはまるかご確認のうえ、次の手順で進めてください。

1 見積もり

お近くの電気店または高性能簡易タイプ取扱店(防災課にお問い合わせください)に相談して、感震ブレーカーのタイプを選び、見積もりを依頼してください。

2 申込み

設置工事前に、申込書に必要事項を記入して、防災課まで提出してください。(持参または郵送)
申込書は、防災課、総合庁舎6階都市整備課、南部地区サービス事務所、月光原住区センター、向原住区センター、碑住区センター、原町住区センターで配布、または下記よりダウンロードできます。
受付後、助成対象であると確認されたかたへ、申請書を送付します。
記入漏れや記載内容に誤りがある場合、助成されないことがありますので、ご注意ください。

チラシ(申込書)(PDF:1,530KB)

3 設置工事・購入

お手元に申請書が届いてから、工事または購入を始めてしてください。
写真(設置前、設置工事中、設置後、建築物の外観)を忘れずに撮影してください。
工事完了後、工事費を直接電気店又は販売店に支払い、領収書を必ずお受け取りください。
写真、領収書は、申請時に必要になります。

4 申請

設置完了後、申請書に必要書類(下記参照)を添えて、防災課まで提出してください。(持参または郵送)
提出書類を審査し、助成が決定したかたへ、交付決定書と請求書を郵送します。
なお、申請額が予算額を超えた時点で終了します。

5 費用請求

請求書が到着したら、必要事項を記入して、速やかに防災課まで提出してください。(持参または郵送)
請求書の受理後、1か月程度で指定口座へ助成金を振込みます。

助成金額の計算の仕方

1 一般世帯

設置工事費(税抜き)×助成率3分の2=計算結果(千円未満切り捨て)
計算結果と助成限度額5万円を比較し、小さいほうの金額が助成金額になります。

計算例

100,000円×3分の2=66,000円(助成限度額50,000円より大きい)
助成限度額5万円が助成額となります。
所要経費110,000円(税込み)、区助成額50,000円、自己負担額60,000円
上記は計算例ですので、実際の設置工事によって助成金額が変わります。
なお、設置費用の助成額は、消費税と千円未満の端数を除きます。

2 特例世帯

設置工事費(税抜き)×助成額10分の10=計算結果(千円未満切り捨て)
計算結果と助成限度額8万円を比較し、小さいほうの金額が助成金額になります。

計算例

100,000円×10分の10=100,000円(助成限度額80,000円より大きい)
助成限度額8万円が助成額となります。
所要経費110,000円(税込み)、区助成額80,000円、自己負担額30,000円
上記は計算例ですので、実際の設置工事によって助成金額が変わります。
なお、設置費用の助成額は、消費税と千円未満の端数を除きます。

関連ファイル

目黒区感震ブレーカー等設置推進事業助成金交付要綱(PDF:184KB)

お問い合わせ

防災課

ファクス:03-5723-8725