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感震ブレーカーを無償配付します
感震ブレーカーとは、地震を感知すると自動でブレーカーを落とす装置であり、電気火災を減らす上で大きな役割を果たす効果が期待されています。阪神・淡路大震災や東日本大震災を契機として、国や自治体において普及啓発を行っています。
感震ブレーカーには、様々なタイプがありますが、今回の事業では、簡易タイプを対象地域にお住いの方に配付します。
感震ブレーカーについて、詳しくは、「地震による電気火災には感震ブレーカーが有効です」をご覧ください。
配付対象地域
災害危険度の高い以下の木造住宅密集地域が対象です。
目黒本町四丁目、目黒本町五丁目、目黒本町六丁目、原町一丁目、原町二丁目、洗足一丁目、祐天寺一丁目
対象者
対象地域内の建物に居住している、または事業を営んでいる方等で、申込書に記載の留意事項について、ご理解、同意いただける方
目黒区の配付する製品
長さ145ミリメートル×幅66ミリメートル×厚み55ミリメートル
震度5強、6弱に選択可能。またアンペアブレーカー、漏電ブレーカーに設置可能で、レバー埋込み型など様々な種類の分電盤に設置することができます。
電気の遮断方法
センサーの作動とばねによりブレーカーを落として、電気を遮断します。
留意事項
- 地震と同時に停電状態になりますので、充電式・電池式の懐中電灯・ランタンなどをご用意いただき、光源を確保しておくことをお勧めします。
- 家庭用電源を用いて動作する生命維持装置(医療機器)等を使用している場合は、確実に動作する補助電源を確保の上、設置してください。
東京都が配付する製品との違いについて
東京都は、関東大震災から100年の節目として行っている東京都出火防止対策促進事業の一環として、令和5年11月頃より感震ブレーカーの無償配布を行っています。
電気の遮断方法
東京都の配付予定の製品は、コンセントタイプの感震ブレーカーとなっており、コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、当該コンセントからの電力供給のみを遮断します。
タイプによる電力の遮断方法の違いについては、「地震による電気火災には感震ブレーカーが有効です」にある、「感震ブレーカーの種類と特徴」をご覧ください。
留意事項
- コンセントごとに設置するため、出火予防効果が限定的になります。
- 災害時に電源の供給が立たれると問題のある機器をお持ちの方等、ご自宅の状況に応じてご検討ください。
- 東京都の配布製品と、目黒区の配布製品をどちらも申し込むこともできます。
申請方法
申込期間
令和6年9月24日から令和7年1月31日まで
配付期間
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
留意事項
- 申込みは1回限り、分電盤1基に対し1個の配付となります。
- 昨年度、本事業にお申込みいただいた場合は配布対象外となります。
- 申込者が居住または事業を営んでいる家屋以外の申込みはできません。
- 配付可能数を超える申込みがあった場合は、翌年度の配付になる場合があります。
- 取付けを希望する場合は、取付けを行う委託事業者へ申込書の情報を提供します。
- 分電盤の形状などの環境等により取付けが出来ない場合がございます。必ず、事前にチラシの「設置可否判断チェックシート」でご確認ください。
- 賃貸物件の場合は事前に家主の承諾を得るようご協力ください。また、退去時の壁などの原状復帰費用が発生した場合は自己負担となります。
- 感震ブレーカーアダプターの取付後の対応やメンテナンス、事故等については、各個人の責任・ご負担となります。
- 感震ブレーカー作動時は建物内の照明が消え、夜間等に発災した場合に備え、居室内の非常用照明(懐中電灯等)の確保をお願いします。
申込方法
郵送による申込み
「感震ブレーカーアダプター配付申込書」に記載の上、下記住所へ送付してください。
(送付先)〒152-0001 目黒区中央町一丁目9番7号 目黒区防災センター内 防災課宛て
窓口での申込み
以下の窓口に申込書をご提出ください。
・目黒区防災センター2階 防災課 (中央町一丁目9番7号)
・目黒区総合庁舎4階 危機管理課 (上目黒二丁目19番15号)
フォームによる申込
以下のフォームから、指示に従って内容を入力して送信してください。
注意事項
昨年度並びに今年度の同時期に東京都が実施している感震ブレーカー(コンセントタイプ)配布事業に申し込まれた方でも、お申し込みいただけます。
東京都出火防止対策促進事業 特設ホームページ
チラシ・感震ブレーカーアダプター配付申込書
お問い合わせ
電話:03-5723-8700
ファクス:03-5723-8725