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綱差役川井家文書 区指定有形文化財(古文書)
概要
綱差役川井家文書
解説
川井家は、享保(きょうほう)年間(1715年から1735年)に品川筋(のちに目黒筋とよばれます。)に将軍の鷹場(たかば)が設けられると、将軍の鷹狩りのために獲物を飼っておく綱差役(つなさしやく)となり、代々その職を務めます。
そのため川井家文書の内容は、村落関係だけでなく多くの部分が鷹場(たかば)管理のことに及んでいて、これまで知られていなかった綱差役(つなさしやく)の日常活動のようすや役目、村内での地位、一般農民との関係、将軍御成(おな)りの際の役割、鷹を飼う技術などが書かれています。
文書の内容については、「綱差役川井家文書(つなさしやくかわいけもんじょ)」という冊子を目黒区教育委員会から刊行しており、区内の図書館で見ることができます。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320