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クラウドファンディングを活用したプロジェクトの記録
令和3年4月1日から5月31日までの2か月間、新型コロナとの戦いの最前線に立つ医療従事者の皆さんに「お弁当」と、多くの皆さんの感謝の気持ちを綴った「応援メッセージ」をお届けする取組み「心にさくらプロジェクト」を実施いたしました。
この取組みは、桜の季節、緊急事態宣言が発令され、目黒川のライトアップやイベントを中止し、お花見の自粛を強く呼びかける中、地元中目黒の商店街連合会から、商店街の飲食店が作るお弁当を医療従事者の皆さんにお届けし、活気を取り戻したいと区に提案があり、実現した取組みです。
医療従事者の皆さんの奮闘の一助となり、地域経済活動の活力確保に寄与する取組みであることから、本区においても、多くの皆様の感謝の気持ちを形にするためにクラウドファンディング型ふるさと納税を募集し、ご寄付は本事業の助成に充てることといたしました。
以下のホームページの内容は、区長からのお礼及び寄付の状況、ならびに事業を立ち上げ、応援メッセージの募集、地元企業や大学、小学生の皆さんたちの協力と応援、そして、現場で奮闘する医療従事者の皆さんからのメッセージなど、心に満開の桜を咲かせて取り組んだ、多くの皆さんの応援と感謝の記録として掲載しております。
目黒区長からのごあいさつ
「心にさくらプロジェクト」の取組みは、様々なマスコミにも取り上げられ、大きく報道されました。
毎日190食のお弁当を作り、お届けした商店街の皆さん、激務の中、快く受け取っていただいた医療従事者の皆さん、感謝の気持ちを込めてバイオリン演奏を届けていただいた東京音楽大学の皆さん、たくさんの応援メッセージを書いてくださった中目黒小学校の皆さん、区役所や中目黒のカフェや飲食店で応援メッセージを書いていただいた皆さん、看板・横断幕やデジタルサイネージをご提供いただき、さらに応援メッセージも送っていいただいた地元企業のみなさんクラウドファンディングでご寄付いただいた多くの皆さん、このプロジェクトにかかわった皆さん全員が、心に満開の桜を咲かせ、温かい笑顔に包まれる大変良いプロジェクトを行うことができました。
区長として、改めて皆さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。
寄付の状況
ご寄付をいただいたかたのうち、ご同意をいただいたかたについて、下記によりご紹介させていただいております。
多くの皆様からのあたたかいご支援により、医療従事者の皆様のもとへ、飲食店のお弁当とともに応援と感謝のメッセージをお届けすることができました。心より御礼申し上げます。
「心にさくらプロジェクト」
新型コロナウイルス感染症対策のため、目黒川周辺などでのお花見の自粛をお願いしています。それとともに、対策の最前線に立つ医療従事者の皆さんへの支援も大切です。
そこで、お花見はできなくても、心の中に満開のさくらを咲かせて、医療従事者の皆さんを応援する「心にさくらプロジェクト」を実施します。
医療従事者をお弁当で応援します
イベントやライトアップ中止を決めた中目黒の商店街から、医療従事者への感謝と応援のため、商店街が飲食店に弁当を発注し、目黒区内の病院へ無償で届ける取り組みをしたい旨の提案がありました。
「心にさくらプロジェクト」をキャッチフレーズに、目黒区はこの取り組みを支援します。
応援のイメージ
応援のイメージ
目黒区は多くの皆さんの感謝と応援の気持ちを形にして、この取り組みを支えるため、クラウドファンディング型ふるさと納税(インターネットで事業内容の賛同者から寄附を募る)を活用します。
- 区民や企業の皆さんの寄附を目黒区がクラウドファンディングで受付
- 寄附をもとに、中目黒の商店街に助成
- 助成を受けた中目黒の商店街が飲食店に弁当を発注
- 飲食店から弁当を受け取る
- 医療従事者に弁当をお届け
寄附の受付
令和3年4月1日から令和3年5月31日まで、ふるさとチョイスホームページで寄附を受け付けています。区民の皆さんも対象です。ふるさと納税による税額控除を受けられます。
寄附は以下のサイトからお申し込みいただけます。多くの皆さんのご協力をお願いします。
お弁当とともに応援メッセージをお届けします
多くの皆様からお弁当に添える応援メッセージを募集しています!
桜をかたどったメッセージカードは、お弁当に添えて、医療従事者の皆さんのもとにお届けします。ぜひ、多くの皆さんの応援メッセージをお待ちしております。
応援メッセージカード
応援メッセージ付きのお弁当
応援メッセージ設置場所等について
期間:令和3年4月1日から5月31日まで
場所:本庁舎1階西口ロビーパネル展示スペース
区民の声ポスト脇(1階西口及び東口、2階駐車場入口、3階南口)
なお、記載されたメッセージカードは、消毒の上、医療従事者にお届けします。
子どもたちからも応援メッセージと笑顔が届きました!
地元の中目黒小学校の子どもたちみんなからの、たくさんの応援メッセージも、お弁当と一緒に医療に従事する皆さんにお届けします。
お弁当をお届けした病院で働く皆さんからメッセージが届きました
三宿病院 新型コロナ対策チーム 師長 丹下さん 「前向きな気持ちなります。」
1年以上続くコロナ禍の中で暗中模索しながら取り組んできました。先が見えない中、今回、一枚一枚違う言葉が書かれたメッセージをいただき、目黒区民の方と一緒に“がんばらないといけない”と前向きな気持ちになっています。みんながワクチンを打てて、状況が好転し、届けていただいた飲食店でマスクなしで会食が楽しめるような世の中になってほしいと思います。
お弁当を届けて下さっている皆様もたいへんな状況だと思います。そのような状況の中、本当にありがとうございます。
院内感染対策師長 丹下さん
患者支援センター医療連携室長 認知症疾患医療センター ソーシャルワーカー 川路さん 「心に響きます。」
一人暮らしで病院に勤務している職員は、何もできない状況が1年以上続いています。精神的につらいことが続く中、この取組みが新しい風となり、前向きな気持ちになれるので、大変ありがたいです。いつまで頑張ればいいのかと思う中で、メッセージをいただくことで、多くの方に気にかけていただいていることが分かり、心に響きます。以前、工場の方から防護服をたくさん作っていただいたことがあり、そのときにも子どもたちからメッセージをいただきました。こうしたみなさんの気持ちが励みとなって頑張っています。
ありがとうございました。
ソーシャルワーカー 川路さん
毎日、配達いただいている飲食店の皆さんに、三宿病院から感謝のお手紙をお渡しているそうです。医療に従事される皆さんやそのご家族、商店街で働く皆さんが、安心して暮らせるよう、そして地域経済の活性化が図れるよう、私たち一人ひとりが意識を持って行動し、コロナ禍を乗り越えましょう!
厚生中央病院のホームページにてお礼のコメントを掲載いただきました
区長からのメッセージ
東京音楽大学から医療従事者の皆さんに感謝を込めた演奏をお届けします
「心にさくらプロジェクト」の取組みにご賛同いただいた、地元中目黒の東京音楽大学の皆さんから、「激務の渦中にある医療に従事される皆様に、ほんのひと時、耳を傾けていただければ」と、感謝の気持ちを込めたバイオリン演奏が届きました。ぜひ多くの皆さんもご覧ください。
東京音楽大学からのメッセージと演奏者福田麻子さんのご紹介
東京音楽大学から届いた演奏動画
企業・団体の皆さんからも応援のメッセージが届けられています
日の出橋に設置された「感謝」を伝える横断幕と看板
中目黒の駅から徒歩数分。目黒川に架かる日の出橋には、医療従事者の皆さんへ感謝の気持ちを伝える横断幕と看板が設置されています。
心にさくらプロジェクトの取組に賛同された、地元企業から寄贈されました。
企業で働く従業員の皆さんや町会・自治会等の団体の皆さんからも、医療従事者の皆さんへ気持ちのこもった桜のメッセージカードが寄せられております。
皆様からのご支援に心より感謝申し上げます。
目黒川周辺などでのお花見はご遠慮ください
目黒川沿いは、生活道路であるため入場制限はできず、道幅も狭いので多くのかたが来訪すると密集を避けられません。
地元町会や商店街、警察等と安全対策を協議し、イベントやライトアップなどは、いっさい行いません。
皆さんの健康を守る、そして感染拡大を防止するため、今年のお花見はできる限り自粛していただくよう、ご理解とご協力をお願いします。
目黒区長からお花見自粛のお願い
目黒区長から皆さまへお花見自粛のお願いのビデオメッセージを3回にわたって配信しました。
- 目黒区長メッセージ「お花見自粛と応援のお願い」(令和3年3月22日)
- 目黒区長メッセージ「目黒川沿いのお花見自粛、再度のお願い」(令和3年3月15日)
- 目黒区長メッセージ「目黒川沿いのお花見自粛のお願い」(令和3年3月8日)
問い合わせ
- 産業経済・消費生活課商店街振興係(電話:03-5722-9881、ファックス:03-5722-9169)
- 地区整備課地区整備係(電話:03-5722-9673、ファックス:03-5722-9239)
- 道路公園課補修調整係(電話:03-5722-9775、ファックス:03-3712-5129)
お問い合わせ
電話:文中の問い合わせ先をご利用ください
ファクス:文中の問い合わせ先をご利用ください