更新日:2013年9月20日
海福寺四脚門
昭和59年3月31日
江戸時代中期頃
屋外
目黒区下目黒三丁目20番9号 海福寺(かいふくじ)
東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)不動尊参道(ふどうそんさんどう)バス停下車3分
四脚門(しきゃくもん)は門の中央にある親柱2本の前後に2本ずつある4本の控え柱からきた名称で、日本建築の最も一般的な山門や表門の形式です。海福寺(かいふくじ)の赤い四脚門(しきゃくもん)は、明治期に廃寺になった上落合の泰雲寺(たいうんじ)より明治後期に移築したものです。
この門は軒回りや屋根に大幅な補修を受けていますが、木鼻(きばな)、蟇股(かえるまた)、妻飾(つまかざ)り等の様式は江戸時代中期頃の標準的な特長をよく備えています。
妻飾りに「笹に雀」の宇和島伊達家(だてけ)の紋が見られます。