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旧栗山家長屋門 区指定有形文化財(建造物)
旧栗山家長屋門
指定年月日
昭和53年12月5日
時代・年代
江戸時代中期頃
公開の有無
非公開(解体保存中)
解説
寄棟造(よせむねづくり)、茅葺(かやぶき)で、主屋(おもや)の南側に南向きに建てられていました。中央通路には両開き扉、その東側にはくぐり戸を設け、両端に納屋を配した簡単な構造となっています。
中央通路の両脇、外壁ともに漆喰(しっくい)塗、腰簓子下見板張(こしささらこしたみいたばり)で、納屋の内側も土壁でした。旧栗山家の年寄・名主の格式にふさわしい構造形式を備えており、江戸時代後期に相当な改造を受けていますが、古い形式を各所に残しています。
現在解体保存中ですが、長屋門と共に建っていた旧栗山家主屋(おもや)は、すずめのお宿緑地公園内に復元され公開されています。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320