更新日:2013年9月20日
祐天寺仁王門
昭和55年2月12日
江戸時代 享保(きょうほう)20年(1735年)
屋外
目黒区中目黒五丁目24番53号 祐天寺(ゆうてんじ)
いずれも 祐天寺(ゆうてんじ)バス停下車4分
桁行(けたゆき)28尺(約8.5メートル)、梁間(はりま)14尺(約4.2メートル)、棟高29.6尺(約9メートル)、三間一戸(さんげんいっこ)の八脚門です。
屋根は切妻造(きりづまづくり)、本瓦型(ほんかわらがた)の銅板葺(どうばんぶき)、柱はけやき材です。
頭貫(かしらぬき)上の蟇股(かえるまた)に十二支、中央間に麒麟(きりん)、海馬(かいば)の彫刻を配しています。軸部、組物、細部絵様など改変なく、全体として創建当初の姿をよく留めています。
正面の両脇には仏師(ぶっし)の法橋石見(ほっきょういわみ)作の仁王像、背面の両脇には運慶作と言われている持国天像・増長天像が安置されています。
享保(きょうほう)20年(1735年)、仁王像とともに5代将軍綱吉の養女、竹姫が寄進しました。