区長庁内放送　令和3年6月28日

職員の皆さん、おはようございます。区長の青木です。

今月14日から、東京地方は梅雨入りがされたと発表されました。例年よりも7日、去年よりも3日遅い梅雨入りになりました。梅雨入りと同時にジメジメした蒸暑い日が増えてきています。

気温、それから湿度が高くなる日にマスクを着用している際には、熱中症に注意をすることが大切です。厚労省が発表しています熱中症予防行動の中では、暑さを避ける、そしてまた、適度に水分を補給し、加えて、「屋外では、人との距離を十分に確保し、マスクをはずす」と言われています。このような「新しい生活様式」を取り入れて、どうぞ皆さん、しっかりとご自分の健康管理のことを、まず最初にお願いをしたいと思います。

先週の24日、企画総務委員会におきまして、補正1号、2号の予算案の審議がありました。例年によると、9月に補正予算をお願いしておりますけれども、今年は、年度初めから今日までの様々な状況にしっかりと対応していくために、2つの補正予算を第二回区議会定例会に出させていただき、議決を今お願いしているところです。予算編成にあたった皆さん、そしてまた、答弁質疑に立っていただいた皆さんにお礼申し上げます。誠にご苦労様でした。

既に、ユーチューブ・チャネル めぐろTVでもお知らせをし、皆さんご承知のことかと思いますけれども、時間の関係上、補正1号だけ少しお話をしたいと思います。今回、予算規模が16億円余で、主な取り組みは「キャッシュレス決済によるポイント還元事業」、そしてまた、従来から行っています紙ベースの「プレミアム付き商品券事業」、この2つの事業です。ポイント還元は、目黒区としては初めての試みですけれども、これらの目的は、コロナ禍の中で、売り上げが落ち込んでいる区内の事業者の皆さんをバックアップし、そしてまた、地域経済の活性化を図っていく、そして何といっても区民生活をしっかりと支えていくということが大きな目的です。現在、9月の実施を目指して準備が進んでおりますけれども、所管課の皆さんを始め、どうぞ皆さんにご協力をお願いしたいと思います。

新型コロナのワクチン接種券についてですけれども、順次郵送する予定をしておりましたけれども、接種券を郵送する前に、既に報道されておりますように、自衛隊大規模接種会場での予約を希望される18歳から64歳の皆さま方に限定して、今月17日から、窓口で接種券を事前に発行することとなりました。国の急な方向転換という中で、急遽、窓口を設けましたけれども、部局を超えて多くの職員の皆さんに応援体制をとっていただきました。一時は、らせん階段の4階まで長蛇の列となる、緊急的な対応もありましたけれども、本当に皆さんがこういったピンチの時に力を一つにして、対応していただいたことに区長として大変心強く感じたところです。誠にありがとうございました。

さて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会がいよいよ開催まで1ヵ月を切りました。6月15日号の区のスポーツニュースでもお知らせをさせていただいていますけれども、東京2020聖火リレー、目黒区では、開会式前日の7月22日に目黒区総合庁舎をスタートすることが予定されています。

• （1）東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレーの目黒区連絡協議会の328名の皆さん、
• （2）そして、私ども職員の皆さん85名、
• （3）一般公募いたしました207名の皆さん、

総勢620名のボランティアの皆さんと、そしてまた、所管課の皆さん方が、今日までこの聖火リレーに向けて、準備をしてきていただきました。誠にありがとうございました。そして当日、7月22日もよろしくお願いしたいと思います。そしてまた、区長としても、この聖火リレーが成功するようにベストを尽くしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

そしてその聖火リレーのコンセプトは、「Hope Lights Our Way（ホープ ライツァア ウェイ）／希望の道をつなごう」です。ボランティアの皆さんの協力を得て、感染拡大防止に向けた取り組みをしてこの聖火リレーが行われますけれども、多くの皆さんの心に「希望の道をつなぐ」聖火リレーになっていくように私も皆さんと共に対応していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

それでは、職員のみなさん、梅雨がいよいよ本格化し、どんどん蒸暑さが増してきます。庁舎を訪問する区内外の皆さんに、さわやかな服装で、そして気持ち良い接遇を心掛けていただきたいと思います。

今日も一日、迅速でそして温かい対応をお願いして、今日の放送はこれで終わります。