更新日:2022年7月4日

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区長庁内放送 令和3年11月26日

職員の皆さん、おはようございます。区長の青木です。

今朝のラジオ体操は、この秋一番の寒さになりましたけれども、このように11月に入ってきて、大変冷え込む日が多くなってきました。今、区長室から見える庁舎の樹木は本当に青空に映えて、黄色く、そして赤く、すっかり染まって、秋の深さを感じております。昨年の11月のこの庁内放送では、この寒さに伴って、新型コロナウイルス感染者の拡大についてお話をしましたけれども、今年は、区内の新規感染者もゼロという日が多くなってきていて、感染者数が抑えられています。ですけれども、第6波の懸念はまだまだぬぐい切れません。そういったなか、今月の17日に、医療従事者の皆さんに、3回目のワクチン接種券が郵送されまして、来月から接種がスタートします。そして65歳以上の区民の皆さんについては、来年2月に入ってから接種が行われる予定です。このように、新規感染者数が落ち着いている今こそ、感染拡大に先手を打つことができる対策をしっかりと考えていかなければならない、というふうに思っております。

さて、今月、2つの嬉しいニュースが入ってきました。まずアメリカからは、ご承知のように、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、イチロー選手に次いで、日本人二人目のMVPに輝きました。そしてもう一つは、目黒区内の目黒学院高等学校が来月27日から、花園ラグビー場で開催される第101回全国高校ラグビー大会の出場権をかけて、強豪、東京高等学校と東京第2地区の決勝戦で戦い、38対0の完封勝利、これによって、2回連続出場、通算20回目の全国大会出場を勝ちとりました。この決勝戦の完封勝利、この強さで、本番の花園の大会でも上位進出を大変期待しています。その目黒学院の選手の皆さんが、来月6日、その優勝報告に、私のところにおいでいただくことになっています。今から大変楽しみにしています。

さて、今月21日、区立第七中学校で、私ども一部新たな防災服を着用して、総合防災訓練が開催されました。例年ですと、9月1日の防災の日直後の日曜日に開催をされることになっておりますけれども、今年は東京2020オリンピック・パラリンピック、また、衆議院選挙もあり、この日に開催をされました。そして、災対本部員の多くの皆さんは、オンライン会議形式で参加をするなど、新しいスタイルで開催がされました。新型コロナウイルス感染の中でも地震は待ってくれません。今、グラグラグラッときても全くおかしくありません。コロナ禍でマグニチュード7.3の首都直下型地震を想定して、複合災害としての訓練も行われました。
当日は、避難所の開設、また、資機材の取扱い、物資輸送、また、安否確認、そして救護の訓練が行われました。中でも校舎の3階から救助袋で校庭に避難をする校舎避難訓練が行われました。その訓練には私もトライをして、校舎の3階に設置をされている避難袋に入るのは大変緊張して、そしてまた、滑り落ちていく時は無我夢中、大変怖い思いでした。今でもそのときを思うと足が少し震える感じです。いざという時、児童・生徒の皆さんが避難するということはなかなか勇気がいることだな、日ごろの訓練が大切だなと実感いたしました。
危機管理部の皆さんをはじめ、職員の皆さん、参集指定職員の皆さん、本当にありがとうございました。また、目黒消防署、消防団、そして、目黒・碑文谷両警察署、自衛隊の皆さん、さらには、目黒区医師会、薬剤師会の皆さんのご協力、本当にありがとうございました。

そして、第四回区議会定例会の2日間におよぶ一般質問も24日に終わり、本日からは、各常任委員会において条例審査の審議等に入っていきます。どうぞ引き続きまた、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。

この先、一気に真冬のように冷え込む日も多くなってまいります。飲食店の時短制限も解除がされ、この時季これから忘年会など飲食もあろうかと思いますけれども、どうぞ職員の皆さん、私たちは、28万区民の皆さんの命をしっかり守っていくという大変重要な使命があります。一人ひとりの皆さんが、しっかりと感染拡大防止の取組み、そして自らの健康管理に十分留意していただいて、ベストコンディションで師走の大変忙しい時季を共に乗り切りましょう。

それでは、今日も温かく迅速な対応をお願いいたしまして、本日の放送、そして早いものですけれども、今年の放送はこれで終わります。

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