更新日:2022年7月4日

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区長庁内放送 令和3年10月26日

職員の皆さん、おはようございます。区長の青木です。

今朝、ウォーキングをしている時には、少し日差しもさしていましたけれども、10月もこの時期になると、大変冷え込む日が増えてきています。私ども目黒区では、皆さんに節電ビズの服装を、今月いっぱいお願いしていますけれども、急激な気温等の変化には、十分注意をしていただいて、寒さ対策などしっかり行って、自らの健康管理に十分留意していただきたいと思います。

さて、今月の3日、めぐろパーシモンホールにおいて、目黒のさんま祭25周年記念事業として、「目黒のさんま新作落語コンテスト」を行いました。当日は、会場の人数制限をするなど、感染症対策をしっかりと講じて、そしてまた、ご自宅でゆっくりとご覧いただけるように、オンラインのライブ配信もいたしました。6月から募集をし、下は8歳から上は69歳までの皆さん、47名の皆さんに応募いただいて、予選会を経て、決勝に残った6名の皆さんに新作落語を披露していただきました。審査員の皆さんには、九代目春風亭柳枝(しゅんぷうてい りゅうし)師匠さん、そして、三遊亭れん生(さんゆうてい れんしょう)師匠さんにお願いし、さらに、目黒区民まつり実行委員会の皆さん、また、遠路、気仙沼市 留守 洋平(るす ようへい)副市長さんをはじめ、目黒のさんま祭気仙沼実行委員会の役員の皆さんにも、審査委員をお願いして、熱心に演じられた、このコンテストの審査をお願いいたしました。厳正な審査の結果、最優秀賞に輝きました、麹家と太郎(こうじや とたろう)さんの落語、「これはもう、いつでもプロの落語家の皆さんに演じていただく演目になってもおかしくない。」というお墨付きをいただくなど、大変素晴らしい出来栄えとなっていました。
また、審査員特別賞を受賞した、俺亭きらり(おれってい きらり)さんの落語は、区長と秘書の痛快なやりとりの噺でした。私はもう背中に冷や汗をかきっぱなしでしたけれども、会場は大変盛り上がって、爆笑の渦となりました。今、コロナ禍のなかで、沈んだ気持ちが、「笑う門には福来る」という言葉どおり、本当に明るい気持ちになりました。残念ながら、区民まつりそのものは中止になりましたけれども、このコロナ禍で、コンテスト開催に向けて、知恵を絞り、工夫を凝らしていただいた文化・スポーツ部の皆さん、そして遅ればせながら、両師匠、両実行委員会の皆さん、本当に、審査員お疲れ様でした。ありがとうございます。
なお、この6名の皆さんの熱演は、今月28日、ユーチューブ「目黒区公式チャンネル めぐろTV」で配信もされます。どうぞ皆さんご覧いただきたいと思います。目黒区長と秘書の痛快なやり取りには、爆笑間違いありません。

さて、今月14日の政策決定会議で、今後10年間の目黒区の進むべき道筋を定める「目黒区基本計画素案」、そして、これを5年間の期間で具体的に進めていく「実施計画素案」、さらに、これの財源の裏付けとなる「財政計画素案」の3つの計画が決定されました。
目黒区が進んでいく道筋、「羅針盤」と私は思っていますけれども、今後の20年を進んでいく基本構想をしっかりと進めていくこの「目黒区基本計画素案」については、特に新たにいくつかのポイントを掲げています。
例えば、SDGsと私どもの取り組んでいく施策の関連性を明確にする。そして、現行の基本計画の中では、思いも及ばなかった新型コロナウイルスの感染を受けて、新たな日常生活をしっかりと着実に進めていく、そういった計画が盛り込まれています。
そして、「実施計画素案」については、実施事業数で2件、金額で約100億円共に増の49事業数、そして約466億円余の予算の計上がされています。
さらに、DXを進めていく「未来への投資」、学校のICT化など「次代の子どもたちに向けて」、道路や橋梁などの強靭化を進めていく「快適で安全なまちづくり」、こういったテーマを掲げて未来を見据えて着実に区政を進めていく、そういった計画とさせていただいています。
これらは、長期計画をしっかりと踏まえながら、基本構想に掲げる私ども目黒区の未来像である「さくら咲き 心地よいまち ずっと めぐろ」づくりに、区長としてしっかりチャレンジをしてまいりますので、どうぞ皆さんのご協力をお願いいたします。

さて、ご案内のとおり、今月31日に、衆議院議員選挙が行われます。選挙管理委員会事務局の皆さんは、想定をした日程よりも前倒しになり、現在、大変な取組みをされていると思います。目黒区内が東京7区と東京5区の2つに分かれた選挙区になって、二度目の選挙、また私自身、昨年の4月、最初のコロナ禍の選挙に立候補させていただきましたけれども、今回で4回目のコロナ禍の選挙になります。こういったことを踏まえて、しっかりと投票の準備、開票の準備、そして、感染拡大防止等に、どうぞ漏れの無いようによろしくお願いしたいと思います。そしてまた、当日の開票事務については、全庁的な皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

冒頭お話を申し上げたように、さらにこれから冷え込む日が増えてまいります。新型コロナウイルスの区内の新たな感染者数、目黒区も、一昨日は「ゼロ」になって、次第に収束しておりますけれども、しかし、こういう時こそ、私どもは、これから第3回目のワクチン接種の予定がされています。こういったことをしっかりと対応しながら、あってはならない訳ですが、第6波にしっかりと備えていかなければなりませんので、どうぞよろしくお願いいたします。今の時期、保健所の皆さんはじめ、各所管の皆さんには、第5波の疲れが出るかもしれません。どうぞ休日にはゆっくり休息をとり、引き続き第6波にしっかりと備え、また区政を支えていただきたいと思います。

それでは、今日も一日、温かく迅速な対応をお願いして、今日の放送はこれで終わります。

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