更新日:2011年4月1日
ヒートアイランド現象の原因
ヒートアイランド現象は、都市化が進んだことにより、
- 地表面がアスファルトなどで覆われ、熱をためやすくなったこと
- 自動車交通量の増加や建築物の高層化・高密化などにより、冷房などの空調化が進み、エネルギー使用量が増えたこと
- 水辺やみどりが減少したこと
が原因と言われています。
整備状況
保水性舗装の施工例:目黒川沿い
遮熱性舗装の施工例:目黒区総合庁舎前駒沢通り(都施工)
ヒートアイランド現象の原因でもある道路表面の温度を低減させるため、「保水性舗装」や「遮熱性舗装」が都内で施工されています。目黒区でも平成19年から環境基本計画に基づき、ヒートアイランド対策推進エリア(目黒川沿いと下目黒・目黒本町地域)でこれらの舗装を実施していきます。
保水性舗装とは
雨水等を、アスファルト内に充填させた保水材に吸収させた後、蒸発するときの気化熱により舗装面の温度上昇を抑える舗装
遮熱性舗装とは
アスファルト舗装表面に遮熱材を塗布することにより、熱が反射して路面温度と舗装内部に蓄熱される熱量を抑える舗装
注記
これらの舗装はまだまだ課題がありますが、ヒートアイランド対策に貢献する舗装なので、工事の際はご理解とご協力をお願い致します。
関連するページ
ヒートアイランド現象とは、現象の原因、現象の影響についてなど
環境基本計画の全文と概要版を掲載しています。
