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自宅を利用した資産運用は慎重に検討してください(リースバック・リバースモーゲージ)
リースバックは自宅を売却して代金を受け取り、その後も家賃を払ってそのまま自宅に住み続ける契約です。
リバースモーゲージは自宅を担保に入れ、その担保の価値を限度額にしてお金を借り入れ、毎月利息を払って住み続ける契約です。限度額に達するまでは複数回借りられる場合があります。借り入れ金の元本は、死後に自宅が売却されることによって返済されます。
どちらも、すぐにまとまったお金が必要な時には有効な選択肢です。
ただし、どちらも以下のようなリスクがあります。
リースバックのリスク
- 家賃が払えなくなり、退去を求められるかもしれません。
- 家の賃貸借契約は期間が定められる場合があり、ずっと住み続けられる保証はありません。
リバースモーゲージのリスク
- 金利の上昇や借り入れ金の増加で利息の返済が滞ると、途中で一括返済を求められる場合があります。
- 担保に入れた家の価値が下落すると、借りられる金額が減る場合があります。
- 死後、借り入れ額が貸し出し限度額を超えていた場合は、相続人が返済を求められる場合があります。
リースバックとリバースモーゲージはクーリング・オフができません。しっかりと計画を立てて慎重に検討しましょう。
困ったとき、判断に迷うときは、目黒区消費生活センターにご相談ください。
相談先
- 相談専用電話:03-3711-1140
- 相談コーナー開設日:月曜日から金曜日(年末年始、祝日を除く。)
- 相談時間:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)午前9時30分から午後4時30分まで
(新規のご相談の受付は午後4時まで)
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お問い合わせ
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ファクス:03-3711-5297