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更新日:2024年3月29日

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ひとめぐり「目黒区医師会会長 渡邊英章さん」(令和3年8月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

令和3年8月15日号 vol.1
目黒区医師会会長 渡邊英章(わたなべ ひであき)さん

顔写真

プロフィール

目黒区生まれ。順天堂大学医学部卒、同附属病院で研鑚(けんさん)し、米国ニューヨーク州立ラズウェルパークがん研究所へ留学。順天堂大学外科講師などを歴任後、平成10年に渡辺医院を中目黒に開業。目黒区医師会医師として、区の胃がん検診などに尽力し、令和3年7月から現職。

何よりも新型コロナワクチン接種をスムーズに進めたいです

区と一緒にコロナウイルスと戦う

今、何をおいても大切なのは新型コロナウイルスへの対策です。待ち望まれたワクチンの接種が始まり、区と協力しながら、比較的スムーズに接種を進めてこられたと思っています。接種会場を調整し、短期間でなるべく多くの希望者に接種するため、区とともに集団接種を軸に進めると決めて取り組んできたことが、幸いうまくいっています。
とはいえ、接種をまだお待ちのかたもいらっしゃいます。接種会場に行くことが難しいかたもいらっしゃいます。そういったかたが少しでも接種がしやすくなるよう、これからはさまざまな方法で接種を進めていきたいと思っています。

ワクチンを正しく知って打ってほしい

コロナ禍で心配していることが2つあります。1つは、コロナワクチンへの根拠のない風評です。副反応も報告されていますが、ほとんどの場合は数日で回復します。それ以上に予防などの効果があることは科学的に実証されており、メリットの方がずっと大きい。ワクチンのことを正しく知って、ぜひ打ってほしいと思います。

コロナでも受診控えないで

もう1つの心配は、受診控えです。体調が悪いなと思っても、外出での感染リスクから病院の受診を控えているかたも、かなりいらっしゃるようです。
しかし、医者にかかることは不要不急ではありません。特に健康診断などで要再検査となったかたは、ぜひ改めて検査をしていただきたいと思います。半年でも放っておくと、よくないことも起こりうるからです。
今後、コロナウイルスが落ち着いてきたら、災害時の医療体制をより整えていきたいと考えています。コロナも含めて災害時であっても、区民の皆さんの安全・安心を、医療面からしっかり支えていければ本望です。

お問い合わせ

広報課 (区報担当)

ファクス:03-5722-8674