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更新日:2024年3月29日

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ひとめぐり「都立大学商店街連合会とりつじん実行委員 三室茂さん」(令和4年3月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

令和4年3月15日号 vol.8
都立大学商店街連合会とりつじん実行委員 三室茂(みむろ しげる)さん

顔写真

プロフィール

八雲通り共栄会商店街に店を構える、45年以上続く老舗「茶舗大坂や」の店主。お店を構える傍ら、商店街の各店舗の店主をクローズアップして紹介する「とりつじん」の制作・配布も務めている。趣味は、ギター演奏。

とりつじんのファンなってもらえるのがうれしい

魅力的なお店の人を紹介するガイドブック「とりつじん」

とりつじんは、都立大学商店街の魅力的なお店の人を紹介するガイドブックです。都立大のとりつに、マガジンと人を組み合わせて命名しました。商店街を盛り上げるため、商店街の若手で作り始めました。最初のメンバーは7人。お互いほとんど顔も知らない関係でしたが、せっかく作るなら他にはない、独自のガイドブックを作り、多くの人に読んでもらいたいという熱い思いは同じでした。
そこで注目したのが、都立大学は個人商店が多く、個性豊かな店主が多いことです。お店の人はその地域にしかいない唯一無二の存在です。人に焦点を当てたガイドブックは珍しく、似顔絵を紹介し、人となりを知ってもらうことでお店に来てもらえるんじゃないかと思い、とりつじんが誕生しました。

とりつじんを知ってもらいたい

ガイドブック作成などの会議は閉店後の20時から。初めは、なかなか意見が出ず、深夜までかかることもありました。似顔絵は、イラストレーターにお店に来てもらい、話を聞く中で雰囲気や表情などを汲み取り、描いてもらいます。しかも、一人ひとりを違うイラストレーターが描くんです。インタビューは、私たち実行委員がやりますが、皆素人なので最初は苦戦しました。
1冊目が完成し、たくさんの人から楽しい、面白いと好評をいただき、今では6冊を発行、100人を超えるとりつじんを紹介してきました。とりつじんが広まるにつれ、私も実行委員になりたい、私のお店も出してほしいなど、立候補者も出てきました。中には、遠方から似顔絵を描かせてほしいとの依頼もあり、うれしい驚きです。

どんなことにも挑戦していき、さらに大きくしていきたい

とりつじんの活動は、ガイドブックだけでなく、各店のプロの技を生かした講座などを開催する「とりつ大学」という活動もしています。例えば、寺と和菓子屋と茶屋がチームとなり、寺の本堂で写経体験後にお茶と和菓子を参加者にふるまうといった体験講座を行ってきました。活動を通して、寺・和菓子屋・茶屋がつながり、1店だけではできないサービスで、お客さんに喜んでもらうことができました。置かれた環境で何ができるかを常に考え、工夫を凝らしています。3月11日からは、VR(仮想現実)を使った「ヴァーチャル・とりつじん100人展」を開催します。ぜひ、ご覧ください。
都立大には、面白くて楽しい人がたくさんいます。ぜひ、一度足を運んでいただき、とりつじんを片手に商店街を巡っていただけたらうれしいです。

お問い合わせ

広報課 (区報担当)

ファクス:03-5722-8674