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ひとめぐり「目黒区青少年委員会会長 鶴田さつきさん」(令和3年10月15日号)
ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。
令和3年10月15日号 vol.3
目黒区青少年委員会会長 鶴田さつき(つるた さつき)さん
プロフィール
目黒区出身で、菅刈小学校、第一中学校の卒業生。
PTA活動をきっかけに青少年委員になり、青少年の健全育成のための活動に尽力。友好都市の宮城県角田市や気仙沼市との交流事業にも数多く携わり、支えている。青少年委員は9年目、2年度からは会長を務める。
「みなさんのつながりをつくる手伝いがしたい」
イベントなどを通じて、地域の子どもたちの成長を喜んでいます
学校・PTA・行政などと協力して、青少年の健全育成を支援する青少年委員として、地域でバスハイクや盆踊り、雪まつりなどのイベントや、成人の日のつどいなどに携わっています。
委員を長くやっていると、小学生の頃にイベントに参加した子どもが、成人の日のつどいで声を掛けてくれることもあります。大人になって、しかもお化粧をしている女の子だったりすると、最初は誰だか分からないこともあるのですが、こんなにうれしいことはないですね。
災害を乗り越えつなげた角田市とのきずな
めぐろ区報10月1日号で特集された、友好都市の宮城県角田市での農村体験も青少年委員会として関わっています。
実は角田市とのつながりはこの農村体験だけでなく、月光原・緑が丘・下目黒小学校も独自に角田市の小学校などと交流をしています。春には田植えを、秋には稲刈りを体験しに行っています。
これまで東日本大震災や令和元年東日本台風の際にも、つながりを途絶えさせることなく交流を続けてきました。コロナ禍で例年の小学校の田植え指導に、角田市のJA(農業協同組合)のかたにお越しいただくことはできませんでしたが、角田市産の稲を送っていただき、田植え体験をすることができました。災害に負けずに交流は続いています。
私は自分の子どもが小学校同士の農業体験に参加させていただいたことから、角田市との交流が始まりました。その後PTAのOGや青少年委員として角田市を何度も訪れ、また角田市の子どもの宿泊体験を受け入れるなど、交流を深めてきました。これは私にとっても、大きな財産です。
つながりをつくるお手伝い
子どもたちが楽しめる活動を企画・運営していると、その中でなかなか子どもの輪に入れない子がいます。そんな子にも、必ず好きなことや得意なことがあって、それを見つけて輪の中に入れるお手伝いをするのが好きなんです。これは子どもだけでなくて、大人でも同じで、孤立してしまっている人がいたら、一緒に活動したいなと思います。地域にはいろんな人がいて、いろんな活動があります。そういった人や活動をつなげるお手伝いができればいいなと。いい意味で、うるさいおばちゃんでありたいなと思うんです。
お問い合わせ
広報課 (区報担当)
電話:03-5722-9486
ファクス:03-5722-8674