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ひとめぐり「目黒警察署ふれあいポリス警部補 浮田香さん」(令和3年12月15日号)
ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。
令和3年12月15日号 vol.5
目黒警察署ふれあいポリス警部補 浮田香(うきた かおる)さん
プロフィール
碑文谷警察署、蒲田警察署などを赴任後、平成26年に目黒警察署に着任。平成28年から、地域と警察をつなぐふれあいポリスに就任。1年中365日、犯罪・交通事故防止の啓発や相談に乗っている。趣味はランニング。
「何でも相談される生き字引になりたい」
地域とのパイプ役「ふれあいポリス」
私の務めるふれあいポリスは、地域の皆さんと警察、さらには区役所などの行政機関とを結びつけるパイプとなることが仕事です。
具体的には、地域の皆さんのお宅を訪問して相談に乗ったり、地域のお祭りなどのイベントや講習会に呼んでいただき防犯のお話をしたりしています。
また、普段から町会長さんなどの集会に混ぜていただき、まちの近況や地域の皆さんの声を聞き、相談内容によっては、必要な相談先につなげています。コロナの影響でイベントがなくなってしまったので、最近は老人いこいの家や高齢者のお宅などの訪問活動に力を入れています。
地域の皆さんとのきずなが大切
警察って、やはり一般の人にとってちょっと近寄りにくいイメージがあって、本当は相談したくても、なかなかできないこともあると思うんです。そこでふれあいポリスの私が役に立てたらいいなと。地域の活動やイベントにはできるだけ呼んでもらって、防犯や防災、さらには日常の困りごとなど、いろいろなことをたくさん話したり、コロナ前には各町会などの懇親会に参加したりするなかで、何でも話しやすい間柄となれるように努めています。
地域の皆さんも安全なまちで暮らしたいと思っています。警察も安全なまちにしたいと思っています。でも、その間がつながっていないと、期待がすれ違ってしまいます。両者の思いをつなげるため、とにかくたくさんの人と話し、地域の皆さんとつながること、それが私の仕事だと思っています。地域のかたに「ふれあいポリスがいてよかった、浮田さんがいてよかった」と言っていただいたときはうれしいですね。
これからもずっと目黒のために
通常、警察官は5年ほどで別の署に異動になりますが、ふれあいポリスには異動がありません。私も、定年まで目黒警察署にいます。警察にはちょっと話しにくいけど、浮田には話しやすい。そんな存在となって、これからもずっと目黒で皆さんと話し続けていきたいなと思います。年末年始は盗難などの犯罪が起こりやすい時期です。戸締りなどに気を付けて、よい年末年始をお過ごしください。
お問い合わせ
広報課 (区報担当)
電話:03-5722-9486
ファクス:03-5722-8674