更新日:2022年7月4日

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区長庁内放送 令和4年1月26日

職員の皆さん、おはようございます。区長の青木です。

本日は、今年最初の庁内放送になります。東京地方は、連日、大変良い天気が続いておりまして、カラカラな乾燥の状態が続いています。一方、北陸などは大変な大雪で交通機関にも支障が出るなど、雪に対する警戒が呼びかけられています。すでに大寒は過ぎていますけれども、寒さはこれからが本番です。どうぞ皆さんには、服装などで寒暖の調整をしていただいて、自らの健康管理に十分留意をしていただきたいと思います。

新型コロナウイルスの新規感染者は、昨年の10月ぐらいから少しずつ減り始め、1日あたり0、1、2人という感染者数が続いておりましたけれども、年を明けて、新たな変異株オミクロン株によって、爆発的な感染拡大が続いて、東京都内でも1日1万人を超えたり、私ども目黒区も、昨年の第5波のピークをはるかに超える、1日300人を超える新規感染者が出ています。そのため、今、保健所の業務は大変逼迫しています。まず、新年最初に皆さんにお願いをしたいこと、当然、私自身がその先頭に立っていきますけれども、保健所の業務のバックアップを全庁的に行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。皆さんもご承知のとおり、今月の21日から来月の13日まで、まん延防止等重点措置が発出されました。コロナ対策の切り札といえるワクチン接種につきましては、目黒区は、65歳以上の方の前倒しをすることができて、すでに接種が始まっています。私自身も、もう接種3回目をさせていただきました。新たにイオンの碑文谷店などを開設するなど、来月中には、大半の65歳以上の方の3度目の接種を終え、そしてさらに前倒しをして65歳以下の皆さんの接種も順調に進んでいくように対応して参りたいと思います。また、子育て世帯の皆さんや、住民税非課税世帯の皆さんへの臨時特別給付金の支給など、経済対策もあわせて行っています。こういった内容を今月の22日、区報の臨時特集号で、全戸配布でお知らせをさせていただいておりますけれども、皆さんには様々なご苦労をおかけいたしますけれども、私は区長として、何としてもオミクロン株に打ち勝つ、そして、コロナ感染拡大に打ち勝つ、そういったことにベストを尽くして参りますので、皆さんの一段のご協力を、新年最初にあたって、お願いを申し上げたいと思います。

さて、今月15日日曜日の午前中、テレビ等から「津波です。ぜひ避難をしてください。」などのニュースが繰り返し流されました。南太平洋トンガ諸島の海底火山の大噴火による津波に対して、気象庁から、鹿児島県の奄美諸島やトカラ列島に、津波に対する警報が、そしてまた、北海道から沖縄まで全国広い範囲には、津波に対する注意報が発令されました。私は、注意報が出された友好都市、宮城県の気仙沼市、菅原茂市長さんにお電話をいたしました。市長からは「避難所の開設はしたけれども、大きな被害はありませんでした」という話を伺って、ほっと胸をなでおろしたところですけれども、ぜひ1日も早く、トンガ諸島の皆さん、その地域の復旧をお祈りいたしています。

今月17日には6,434名という尊い命が犠牲となった阪神淡路大震災から、27年目となります。こういった地震、また先ほど申し上げた津波、さらには、異常気象が原因と言われている風水害、こういった様々な自然災害に対して、しっかりと防災対策をとっていく、しっかりと危機管理対応をしていく、こういったことに、さらに力を注いでいかなければならない、という思いで、新年気持ちをあらたにしたところでございます。どうぞこういった点にも、皆さんのご協力をお願い申し上げたいと思います。

今月の9日、そして10日、パーシモンの大ホールで、「成人の日のつどい」が開催されました。9日は、昨年度、新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった「成人の日のつどい」を「1年越しの成人の日のつどい」として開催し、翌日の10日は、「今年度の成人の日のつどい」を開催いたしました。開催にあたりましては、マスクの着用ですとか、消毒、検温などの感染対策をとるとともに、「密」を避けるために二部制にもいたしました。そして学校の同窓生の皆さんが同じ回に参加ができるように、人数の調整、また地区の調整をするなど工夫を凝らして、安全安心に、人生に1度しかない成人の日のつどい、それも2年分を、無事に滞りなく開催することができました。生涯学習課の皆さんはじめ、教育委員会の皆さんに、区長として心から感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。

また、今月の11日から新任研修「トップと明日を語る」がスタートしています。明日の27日までに延べ101名の職員の皆さんとお話をする機会となります。この目的は、まもなく入区して10か月が経つ新任職員の皆さんの、今日この頃、どういった思いで今過ごしているか、そういったことをフランクに伺う機会です。「窓口でおしかりを受けた」、また「電話対応がうまくいかない」、そういった失敗談も聞かせていただきました。私は、「テレビドラマの中で『私は、失敗しないので!』という決まり台詞を言う女医さんがいるけれども、人間というのは、失敗をしないということはありませんよ」という話をしました。「大事なことは、その失敗を次にしっかりと繋いでいく、原動力にしていくことが大切で、失敗や成功を繰り返しながら、立派な行政マンに、ぜひなってくださいね」と話をしました。そしてもう一つ大切なことは、健康管理です。このこともお話をしました。「自分に合った方法で、健康、それも、心と体の健康をしっかり維持をし、縁あって目黒区役所でお仕事をされているので、ぜひこの区役所の中で大活躍をしてください。」ということをお話いたしました。そしてそれは新任職員の皆さんだけではありません。すべての職員の皆さんにお伝えをしたい、お願いをしたいことでもあります。

最後になりますけれども、残念ながら、今、私どもは新型コロナウイルスの感染の第6波の真っ只中にいます。これからワクチン接種を急ピッチで進めなければなりません。職員の皆さんに、さらに多くのお願いをすることもあります。どうか休日にはしっかりと休息をし、健康管理をして、目黒区政をしっかり支えていただきたいと思います。

それでは、今日も一日、温かくそして迅速な対応をお願いいたしまして、本日の放送、そして今年最初の放送はこれで終わります。

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