更新日:2022年11月2日

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区長庁内放送 令和4年9月26日

職員の皆さんおはようございます。区長の青木です。

コロナ禍の3回目の夏も終わりました。今年の夏も大変暑い日が続きました。9月に入って、特に最近は、私も毎日ラジオ体操をしていますけれども、その体操の朝、そしてまた夜は、だいぶ凌ぎやすくなってきたなと感じていますが、みなさんはいかがでしょうか。

現在、令和3年度の決算特別委員会が開催されています。管理職の皆さん、そしてまた関係職員の皆さんには、答弁に立っていただいたり、資料作成に奔走したりしていただいています。本当にありがとうございます。どうぞ、委員会の最終日まで引き続きよろしくお願いします。
また、併せて来年度予算の編成がスタートしています。ここでお願いしたいのは、特別委員会での議員さんの皆さんの質疑・意見・要望、そういったことにもぜひ留意をして、編成に取組んでいただきたいと思います。

さて、皆さんも報道でご承知のように、大リーガーの大谷翔平選手が、「野球の神様」ベーブ・ルース選手以来、104年ぶりに二桁勝利、そしてまた二桁本塁打というすごい記録を、それもピッチャーとバッターの両方、いわゆる二刀流、英語で言うと「2-way player」と言うそうですけれども、この二刀流で大記録を達成しました。

大谷選手は2012年に、岩手県の花巻東高校を卒業して、北海道日本ハムファイターズに入団しました。その時も「2-way player」として活躍し、2017年に大リーグのロサンゼルスエンゼルスに移籍をしました。

大谷選手は高校時代から大リーグでの殿堂入り、そしてまたピッチャーとして160キロのスピードボールを投げるんだ、これを目標にしていました。でも周囲の皆さんは「とってもそんなのは無理だよ。」ということを言っていました。そういった声がたくさんありましたけれども、大谷選手は必ずやるんだという強い決意で練習に励み、先ほど申し上げたように二刀流を見事に成功させて、昨年は大リーグでMVPを獲得するなど、今やアメリカの大リーグを代表する選手の一人になったと思います。

高校時代に、監督さんから言われた言葉「先入観が可能を不可能にしてしまう」、そして逆に、先入観を捨てれば不可能が可能になる、この言葉を心に刻んで、高校生の時から自分自身の可能性を信じ、そしてまた将来へのビジョンを描いて、日々練習に励んだと言われています。

目標を達成するためには、今お話をした大谷選手のように、自らの可能性を信じ、そして、将来へのビジョンを描き、日々努力をしていく、このことが大変大切になります。

目黒区では、このたび「目黒区人財育成方針」を策定しました。基本計画の中では、職員は目黒の大変貴重な財産、私どもは「人財」と定めました。そしてこの人財の皆さんが輝く、活躍をすることによって、基本構想であったり基本計画の実現が進んでいく、そういったことを目的にこの方針が定められました。

そして、目黒区が人財によって輝く自治体になっていく、そのためには人財である職員と、そして組織がともに前に進んでいく、ともに成長していくということが必要です。

そこで、策定した基本方針では「職員一人ひとりが成長していく」、そしてまた「組織としても成長していく」、この二つの柱で構成しています。

今朝は時間の関係もありますので、「職員一人ひとりの成長」について少しお話をしたいと思います。ぜひ皆さんに期待をする、お願いをするのは、この「人財」、「財」である皆さん一人ひとりが自ら自分自身を磨いていく、このことをお願いしたいと思います。大谷選手が将来に向けてビジョンを描いたように、どうぞ皆さんも「将来こういった職員に自分はなっていく」、「どう自分はあるべきなのか」、そういったことを描いて、ぜひ目標を達成していただきたいと思います。そのためには、大谷選手が日々努力をしたように、どうぞ先ほど申し上げたように自分自身をしっかりと磨いていただきたいと思います。

「自分は目黒区の職員としてどうあるべきなのか」、「仕事にどう向き合っていくのか」、「自分がどういうキャリアを積んでいくのか」、「どういった人生プランの人生を送っていくのか」、そういった将来へのビジョンをしっかり描いて仕事に向き合うことによって、貴重な社会人としての時期がさらに充実したものになっていくことは間違いないと思います。

ぜひここでもう一度、皆さんにお願いしたいと思います。大谷選手がそうであったように、ぜひ皆さんにも自分自身の強い可能性を持っていただき、信じていただき、そしてまた将来に向けてのビジョンを持ち、それを実現するために日々の努力をお願いいたします。それは私にも問いかけられていることだというふうに、私も認識をしています。自分自身をしっかりと磨いて、「さくら咲き 心地よいまち ずっと めぐろ」づくりにともにチャレンジしましょう。

結びになりますけれども、季節は先ほど申し上げたように夏から秋へ変わり目を迎えています。こういう時は夏の疲れが出ます。そして、新型コロナウイルスの感染者数もだいぶ下がってきましたけれどもまだまだ高い水準にあります。ぜひこういったことも踏まえて皆さんお一人おひとりの健康管理に十分留意をしていただきたいと思います。
それでは、今日も一日、明るく迅速な対応をお願いいたしまして、本日の放送はこれで終わります。

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