更新日:2022年7月4日

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区長庁内放送 令和4年4月26日

職員の皆さんおはようございます。区長の青木です。

本日は、今年度最初の庁内放送となります。春爛漫の中、今年も目黒川沿いの桜は満開になりましたけれども、残念ながら、お花見の自粛を強くお願いいたしました。
これまで、めぐろ区報やホームページ、ツイッター、加えて私自身が出演するビデオメッセージも2度発信するなど、こういったことを通じて、今申し上げたように、強くお花見の自粛をお願いしてまいりました。

さて、年度初めにあたりまして、4つ、皆さんにお話を申し上げたいと思います。

新型コロナ対策

まず1つ目です。今年度も昨年に続きまして、新型コロナウイルス対策が最重要課題の一つになります。第6波の感染拡大の折には、2月1日、私ども目黒区としては初めてBCP(Business Continuity Plan)を発動し、区役所の中全体が、保健所を中心にコロナ対策にあたっていただきました。改めて、お礼を申し上げたいと思います。

そして、4月24日の東京都内の新規感染者数は4,936名ということで、依然として、残念ながら高止まりになっています。特に私が懸念をしていますのは、オミクロン株の複数のタイプが組み合わさることによって、大変感染力の強い「XE」という新たなウイルスによる感染が、今月の11日、国内で初めて確認がされています。まだまだ油断は禁物です。

こういった中で、コロナ対策の切り札の一つと言われています、ワクチン接種については、私ども目黒区は大変順調に、大変速いスピードで接種もでき、接種率も全国平均を大きく上回っています。そして、4回目の接種についても、今準備が進められています。私は区長として、しっかりとワクチン接種対応をして、28万区民の皆さんの健康・生命をしっかり守っていくことにベストを今年度も尽くしてまいりますので、どうぞ皆さんのご協力をお願い申し上げたいと思います。

新規採用職員に向けて

2つ目は、今年度107名の新たな仲間を私どもは区役所に迎えることができました。どうですか?新規採用職員の皆さん、間もなく1か月が経とうとしていますけれども、職場になれたでしょうか?

少し話が変わりますけれども、先日、千葉ロッテの佐々木朗希(ささき ろうき)選手が28年ぶりになります、完全試合を達成しました。完全試合を達成しただけではありません。糸を引くような豪速球で、連続13三振を奪取するという、日本新記録を達成しました。次の試合でも、8回降板するまでがパーフェクトの完全試合でした。

佐々木選手は昨年入団して、今年20歳、そして佐々木投手の投球を受けるキャッチャーの松川虎生(まつかわ こう)選手は、今年入団したばかり、ルーキーということで、18歳。2人足すと38歳、私は67歳ですから、本当に若いな、ということを感じています。

ピッチャーとキャッチャーがしっかりと信頼し、そしてまた、このバッテリーがチームメイトに対して信頼関係をしっかりと築いているからこそ、こういった素晴らしい記録が達成できるのだと、私は思っています。

これは、決してグラウンドの中の話だけではありません。区政においても、柔軟な発想、そしてまた積極的に行動ができる若い力は私どもにとっても大変重要な戦力になります。どうぞ、若い皆さんも、佐々木投手や松川選手のように、職場でしっかりと信頼関係を築いて、私も18日、20日の新人研修でも申し上げましたけれども、これから長い公務員生活で、幾多の壁に直面します。24日、佐々木投手は勝ち投手にはなりましたけれども、大変厳しい投球が続いていました。佐々木選手にも壁が必ず現れてくるはずです。どうぞ、皆さんも若さをもってこの壁を乗り切ってください。“Do your best”。心から期待をしています。

長期計画

そして、3つ目は、長期計画についてです。

昨年の3月に、20年ぶりに基本構想の改定をし、昨年度1年間かけて基本計画、そして実施計画を策定していただきました。

この実施計画においては、49事業、総事業費472億円計上しております。特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、脱炭素社会への取組み、また、コミュニティ拠点も含んだ小・中学校の建替えや(区立中学校の)統合などについて、しっかりと私がその先頭を進んでまいりますので、これについても皆さんのご協力をお願い申し上げたいと思います。

ウクライナ問題

最後、4点目です。ウクライナ状況についてです。

去る2月24日、ロシアが主権国家であるウクライナに侵攻、私は侵略といったほうが正しいかと思います。そして、その侵攻が激化の一途をたどり、戦火によって多くのウクライナ国民がその犠牲になっています。この場をお借りいたしまして、心から哀悼の誠を表するとともに、その侵攻侵略によって被害を受けられている皆様にお見舞いを申し上げたい思います。

平和都市宣言を行っている目黒区の区長として、私は先月(3月)の8日、ロシアに強い抗議を表明いたしました。

また、先月(3月)の29日、ウクライナ大使とポーランド大使に直接お会いをして、皆さんにもご協力をいただきました支援金をお渡しいたしました。

今、目黒区内には22名のウクライナのかたが生活をされており、このご親戚を頼って、今、目黒区内には2世帯3名のかたが目黒区で避難生活をされています。先週、NHKでも取り上げていただきましたけれども、直接、私は皆さんにお会いをし、この目黒の地で安全に、安心に過ごすことができるように、目黒区としても全力を尽くしていくことをお伝えいたしました。

今、目黒区では、総合庁舎をはじめ、様々な区の施設で、人道支援の募金箱を置いております。また、(4月)19日からは、インターネットでの資金の寄付もしていただけるクラウドファンディングもスタートをしています。私どもは「Stand With Ukraine」、こういった気持ちで、しっかりと継続して支援を続けてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

おわりに

結びになりますけれども、28万区民の皆さんの健康をしっかりと守っていくということは、まずは私ども職員がしっかりと健康でなければなりません。どうぞ基本的な感染対策をしっかりとって、そして、引き続き、区政を支えていただきたいと思います。

それでは、今日も一日、明るく、そして迅速な対応をお願いいたしまして、本年度最初の、そして今日の放送はこれで終わります。

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