更新日:2022年7月4日

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区長庁内放送 令和4年2月28日

職員の皆さん、おはようございます。区長の青木です。

今年は例年になく、寒い日が続いています。北陸や東北、北海道では、大雪に対する警戒が再三呼びかけられています。先週は、北海道で大雪のために電車が運休になる、というような報道もされていました。ですが、そういった中、みどり土木政策課長さんから、「区長さん、林試の森で河津桜がもう咲き始めましたよ」という報告をいただきました。春は、一歩一歩着実に近づきつつあるんだな、ということは間違いないようです。これからだんだん暖かい日も増えてきます。どうぞ、寒暖の差に十分留意をしていただいて、お一人お一人、健康管理をどうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスに対するワクチンについて、少しお話をいたします。今日(2月28日)、5歳以上11歳以下のお子さん、約1万5000人の皆さんに接種券を郵送いたします。そして、すでに3回目の接種をされた方は、全体で33.6パーセント。65歳以上で申し上げますと、75パーセント。再三報道もされておりますように、私ども目黒区の接種率は23区で今、一番という接種率になっています。こういった全庁的な皆さんのバックアップ、応援のおかげで、区内でお仕事されていらっしゃる教職員の皆さんや、保育士の皆さん、エッセンシャルワーカーの皆さんについては、居住地にかかわらず、私ども目黒区で3回目の接種を受けていただくこともできるようになりました。また、私ども目黒区と同じ生活圏にある世田谷区の皆さんに、防災センターなど、モデルナ会場で余裕が出てきている予約枠を提供させていただく取り組みも始めました。両区の境に点在する、例えば東京医療センターであったり、東邦大学の大橋病院であったり、三宿病院であったり、こういったコロナ病棟は両区の区民の皆さんがご利用をされています。この病棟がどんどん逼迫をしてきますと、両区の皆さんが受ける一般診療や、また、緊急搬送などにも悪影響が出ます。そういった点に立って、緊急時はお互い様ということで、私から保坂展人世田谷区長さんにお声をかけさせていただきました。こういった取り組みや、国からの二転三転する様々な要請に対して、柔軟にそして迅速に対応していただいている職員の皆さんに、区長として心からお礼を申し上げたいと思います。

さて、ステルスオミクロン株などの新たな変異株の出現、そしてそれに伴う第7波の到来、そういったことの思いが頭に浮かぶと本当に気持ちが重くなります。そういった中、過日行われた、北京2022冬季オリンピックでの日本選手の活躍が、逆境にあるときにチャレンジをしていく、挑戦をしていく、挑んでいく、そういった心持ちを、私に、そして多くの国民の皆さんに教えてくれたのではないかな、というふうに思います。フィギュアスケートの羽生結弦(はにゅう ゆづる)選手、また、女子スノーボードビッグエアの岩渕麗楽(いわぶち れいら)選手。また、男子スノーボードハーフパイプの平野歩夢(ひらの あゆむ)選手。世界の誰もが行うことができていない大技に挑戦をしました。ネガティブな思いが心にある、そういったプレッシャーの場面でも、そのプレッシャーをエネルギーに変えている、こういった若い選手の皆さんに私は大変感動しました。そしてこの大技に挑んだ選手のもとに、各国の選手が駆けつけて、肩を叩き、肩を抱いて、リスペクトする姿。私は、本当に、次代を担う若いアスリートの皆さんの清々しい心、そして人間像を、感じざるにはいられませんでした。また、スピードスケートしかり、女子のカーリングしかりですけれども、挑戦する日本選手の皆さんに大きな力をもらった、そういう思いをしましたけれども、どうでしょうか。そう思われた方は多くいらっしゃるのではないかと思います。皆さんはどうだったでしょうか。そして、来月4日から北京でパラリンピックが開催されます。引き続き、日本選手の活躍を期待しています。

私は、一昨年、第5期、区長に就任をして以来、皆さんに、情報発信の重要性をお伝えしてきています。発信の媒体には、区報、そしてホームページ、SNS、プレス発表、いろいろありますけれども、加えて、今日のこの庁内放送のように、私自身が出演をするビデオメッセージも取り入れて、タイミングを逸することなく、動画配信もしています。今日もそうですけれども、広報課の皆さんには本当にお礼を申し上げます。私の突然のオーダーに対して文句も言わず、情報機器を活用して撮影していただいてる。本当に撮影をするたびに皆さんのスキル、技術力が上がってるなということ、私もよく感じられます。このビデオメッセージだけではありません。昨年8月からは、目黒区報がリニューアルをされました。そして今年度の「東京都広報コンクール」で、私ども目黒区の広報紙が「第2席」、オリンピックで例えると銅メダルを獲得しました。その区報がこちらです。そしてまた、「一枚写真」、「組み写真」の部門でも、「奨励賞」を獲得されました。広報課の皆さん、本当におめでとうございます。また今年度から、7年ぶりです、職員広報も復活をしました。そして、いよいよ来年度からは、区報が全戸配布されます。どうぞ、さらに腕を磨いて創意工夫をして、目黒区の魅力とともに、情報発信を戦略的に進めていただくことを、改めてお願いいたします。

そして、今月の17日から、令和4年第1回目黒区議会定例会がスタートしています。私の所信表明、代表質問、一般質問は終わりました。そして、来月1日からは補正の審議、そして9日からは予算の審議もスタートいたします。今日まで私の資料づくりに、大変ご協力をいただきました。また、部課長の皆さんには、どうぞ簡潔で明瞭な答弁をよろしくお願いいたします。
併せて、職員の皆さんにもお願いをしたいと思います。だんだん年度末が近づき、忙しくまた慌ただしくなります。どうぞそれぞれの職場の体制を整えていただき、新年度を円滑に、スムーズにスタートができますように、コロナ禍ではありますけれども、しっかりと準備をお願いいたします。

結びになりますけれども、花粉症の時期がだんだん近づいてきています。私もそうですけれども、すでに鼻がグズグズしている職員の皆さんもいらっしゃるかと思います。職員の皆さんの健康が何よりも区政にとっては大事な課題です。どうぞ冒頭申し上げたように、しっかりと健康管理をしていただいて、区政をしっかり支えていただきたいと思います。

それでは今日も1日温かく、迅速な対応をお願いしまして、今日、そして今年度の庁内放送はこれで終わります。

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