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東京大学・目黒区が地域連携に関する全学協定を締結 地域課題への対応と活力ある個性豊かな地域社会形成に貢献(令和6年8月2日)
国立大学法人東京大学(本部:東京都文京区、総長:藤井輝夫、以下「東京大学」)と目黒区(区長:青木英二)は、本日、連携・協力に関する基本協定を締結しました。この協定はこれまでに積み重ねてきた協力関係をより一層強化し、同区の地域課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成、発展に寄与するものです。
(左から)東京大学藤井輝夫総長、青木英二区長
協定締結の経緯
東京大学駒場キャンパスが目黒区に位置していることから、これまでも目黒区と東京大学とは目黒区民向けイベントの開催、防災訓練、目黒区広報紙への情報提供などを通じて、さまざまな側面から連携してきました。
また、2023年度に目黒区が開設した「目黒区公民連携プラットフォーム」に、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部が会員として参加しています。今後、プラットフォームを通じた公民連携を進めるに当たり、より幅広い分野での連携の実現を目指し、包括的な地域連携協定を締結することとなりました。
連携事業の概要
今回の協定締結により、具体的には以下のような取り組みを行っていきます。
- 地域の課題対応のための学術研究の推進
- 地域における取り組みを通じた人材の交流と育成
- 学術研究の成果の社会実装に関する事項
- 大学と区内教育機関との連携・協力に関する事項
- 区民の学びを支援する生涯学習の推進に関する事項
- 地震、風水害、その他の大規模災害発生時における連携・協力に関する事項
- その他本協定の目的を達成するために必要な事項
(参考)「目黒区公民連携プラットフォーム」概要
さまざまな業種や分野のステークホルダーとパートナーシップを深める場として設置され、フラットな立場で意見交換を行い、新たな取り組みのアイディアや連携のきっかけを生み出す会議「セッション」が定期的に開催されています。プラットフォームでは事業の創出を成果とするのではなく、会員同士(区も含む)の新しい関係性、継続的なつながりの創出を重要視しています。
本件に関するお問い合わせ先
企画経営部企画経営課
電話:03-5722-9106
お問い合わせ
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ファクス:03-5722-8674