更新日:2024年3月7日

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区長庁内放送 令和5年4月26日

1 令和5年春を迎えて

職員の皆さんおはようございます。区長の青木です。

今日は、本年度、最初の庁内放送になります。

今まさに春爛漫、今年の、目黒川の桜も満開となりました。
コロナの影響で、令和2年の春の目黒川のお花見が2年に渡って、その後、自粛をされました。

そして、来月の8日から新型コロナウイルスが、2類から5類に変更されるなど、ここに来て、コロナ対策の転換点を迎えることとなり、今年の春は、3年ぶりに行動制限のない春を迎えることができました。

そこで私ども目黒区も、この総合庁舎を、訪問されるお目になるかたがたに春を感じていただければということで、4月3日から7日まで、目黒区の華道茶道連盟の先生がたのご協力もいただいて、南口のエントランスホールにおいて、春の花の展示を行いました。皆さんがたもご覧になった方も、大勢いらっしゃると思います。

目黒川のお花見も、次第、次第に元のにぎわいに戻ってきて、今年の春は過去3年間の春と明らかに違う、新たな春といっても、いいのではないかと思います。

残念ながら、新型コロナウィルスの終息は見えません。
依然として、しっかりとしたコロナ対策をとりながら、今申し上げた新しい春を一つの契機に、ともに年度の初め、新たな第一歩を踏み出しましょう。

2 新規採用職員に向けて

そして、この春、新たな第一歩を踏み出したのは、私どもだけではありません。
91人の新規採用職員の皆さんも、この春、新たな第一歩を踏み出しました。
どうですか皆さん、元気でお過ごしですか。
お仕事には慣れたでしょうか。

少し前のお話、そしてまた、新規採用の職員の皆さんのビデオメッセージでも少し触れましたけれども、先月の22日、侍ジャパンが14年ぶりに、WBCに優勝を成し遂げました。私も時間が許す限り、テレビで観戦をしました。

なぜ侍ジャパンが優勝することができたのでしょうか。
もちろん、大谷翔平選手の、これ二刀流の活躍や、ラーズ・ヌートバー選手のハッスルプレー、それからこれです、これです、「ペッパーミル」。また、佐々木朗希選手などのように、本当に参加国チームの中で最も力のあるナンバーワンの投手陣がこのように一人一人の選手の高いレベル、そのことは言うまでもありませんが、やっぱり何といっても、チームワークの素晴らしさ、これが勝利の要因だと私は思います。

選手がヒットを打つと、本当にベンチのみんなが総立ちになって、喜び、スランプに陥った選手には、例えば前半戦の村上宗隆選手など、その代表選手ではないかと思いますが、そういった選手が出た場合は、他の選手が発奮し、その選手のカバーをして、自分1人で得点をするということではなくて、打順をつないで、つないで、つないで、みんなで力を合わせて得点を取っていこう、そういった意識がテレビの画面を通じてでも、私にも感じられました。

こういったチームワークのいいチームというのは、それぞれ各々が他の選手を気づかって、協力をし、誰かミスをしてもそのミスを責めることなく、そのミスをリカバリーする、そのことをみんなで知恵を出し合い、考えていく。
その結果、これ1足す1が2、さらには、3の力4の力5の力になり、従来持っている力よりも大きな力を発揮する。まさにそれが侍ジャパンだったと思います。

このことは、仕事の上にも共通することです。
特に新規職員の皆さんには、その仕事の中で、スキルを身につけて、そのスキルを十分に発揮するために、ぜひ侍ジャパンがそうであるように、職場の皆さんとチームワークを大切にして、ぜひ仕事に取り組んでいただきたいと思います。
そしてそのことは、あわせて全職員の皆さんにもお願いしたいことでもあります。

さて、冒頭申し上げたように、コロナ対策も転換点を迎え、今まで縮小したり中止をしていた事業が次第、次第に、元の事業に戻りつつあります。
しかし、これもまた先ほど申し上げたように、新型コロナウィルスの感染状況は、まだまだその終息が見えません。

さらに終息が見えないのは、ウクライナ情勢です。
こういったことを要因とする、原油価格、また物価高騰が今、引き続き区民の皆さんの日常生活を直撃しています。
こういった厳しい状況の中にあって、私ども区がすべての課題を解決していくということは極めて困難です。

民間事業者の皆さんの知識、そして技術資源、こういったことを活用して、公民連携で、区政の課題解決をどんどんと進めていく、そういったことが今、私どもにも問われています。

こういったことを踏まえて、目黒区政の今後将来を見据えるために設置がされた区政の再構築検討会議からも提案をされている、公民連携のプラットフォームの創設であったり、この公民連携の専管所管の設置、こういったことも今、私ども、具体的に検討を進めています。
また、これも再構築検討会議からの提案ですけれども、事務手続きのオンライン化をさらに進めていく。
また、ワンストップですべての手続きを終了することができる総合窓口化を進めていく。こういったことも今、積極的に検討をしているところです。

このように、区政の現状にとらわれることなく、時代に即した行政運営が、今私どもに求められています。
そして当然その先頭に立ってしっかりとチャレンジをして参りますので、どうぞ皆さんには、侍ジャパンに負けないような素晴らしいチーム力で目黒区政を青木区政をしっかりと支えていただくことを、年度始めに区長として強くお願いを申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、本日も温かくそして迅速な対応をお願いしまして、今日の、そしてまた、今年度最初の放送はこれで終わります。

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