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区長庁内放送 令和6年2月26日
職員の皆さん、おはようございます。
立春も過ぎ、暦の上では春となっていますけれども、今日も外は冷たい雨が降って
います。
まだまだ寒い日が続いています。皆様は風邪などひいていませんでしょうか。
1 令和6年度当初予算
過日2月1日に令和6年度の本区の当初予算案をプレス発表いたしました。まずは、そのことについて簡単にお話ししたいと思います。令和6年度予算は「ポストコロナ時代の目黒の未来を創る予算」として編成いたしました。
令和6年度当初予算のポイントは大きく2点あります。
1点目は、昨年5月8日に新型コロナの感染症法上の位置づけが2類から5類に変更されてから初めての当初予算ということで、「コロナ後の持続可能な社会を見据えた目黒の未来を創るため、子育て、教育、福祉、まちづくり、環境、防災、DXの取組みの加速」です。
2点目は「引き続き国際的な原材料価格の上昇や円安などに伴う原材料価格・物価高騰から区民や事業者を守る対策の取組み」です。
一般会計の予算規模は1,300億円余で前年度当初と比較して102憶円の増、率にしますと8.6パーセントの増となっております。この当初予算の規模は3年連続で過去最大を更新し、目黒区の過去最高額となりました。
そしてもう一つ申し上げておきたいことは、これも過去最高ですけれども、62億円余の財政調整基金も取り崩さざるをえなかったということです。この事も皆さんがたに、強く申し上げておきたいと思います。
いくつか事業をご紹介しますと、昨年度も行いました「区立小・中学校などの給食費の保護者負担ゼロ」のほか、新たな事業として「総合庁舎屋上庭園の芝生・キッズパークエリアの再整備」や「LDHと関係のあるダンススクールと連携しためぐろダンスフェスタ2024の開催」などを計上しています。
本予算は、今後、予算特別委員会で審議され、議会の議決をもって確定いたします。議会対応等について、皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。
2 職員エンゲージメント
過日、第2回目の調査結果について、管理職のみなさんへの報告会を実施しました。
前回8月のアンケート調査では、回答率が約73パーセントということで、他と比べてやや低い回答率であったと事業者からの話もあり、今回の調査では、90パーセントの回答率を目指して取り組んできました。
大変忙しい中で、ご協力をいただいた結果、回答率84パーセントということで、目標とした90パーセントには届きませんでしたが、この取組に対する職員のみなさんの意識や管理職のみなさんからの積極的な働きかけの結果もあり、前回よりも大きく回答率が上がりました。これについては、事業者からも評価の声があり、改めてみなさんのご理解とご協力に感謝を申し上げます。
そして、大事なことは、この取り組みが、調査結果の数値を捉えて、その職場の、現状把握をすることであって、この調査結果を捉えて、職場の善し悪しを決めていく、そういったことでは決してありません。
この取組で大事なところは、調査結果の数値を捉えて現状を把握することであり、調査結果そのものがその所属の良し悪しを決めるわけではないということです。
組織の現状を理解し、必要な改善等に取り組むことで、職員のみなさんの組織への貢献や仕事のやりがいを高めるといった意識向上が図られるとともに、区民サービスの向上や、ひいては区民の目黒区に対する満足度の向上を高めることとなります。
どうぞ、引き続きそのような考えを踏まえて、職員エンゲージメント向上プロジェクトへのご協力をお願いしたいと思います。
さて、令和5年度もあと1か月余りです。今年度をもって退職される方もいらっしゃるかと思います。これまでのご尽力に感謝申し上げますとともに、あと1か月間、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、4月になりますと新しい仲間が入区してきます。各所属の皆様方には、新人職員の受入れの準備を万全に整えていただきますよう、よろしくお願いいたします。
それでは、今日も、あたたかく迅速な対応をお願いいたしまして、今日の放送を終了いたします。
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