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ヒブ感染症、小児用肺炎球菌予防接種
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンは細菌性髄膜炎などの感染症を予防するワクチンです。
平成25年からヒブワクチンが定期接種化されたことにより、ヒブによる重症感染症はほぼ100パーセント予防可能となり、重症のヒブ感染症は顕著に減少しました。
生後6か月以降からヒブによる細菌性髄膜炎にかかるお子さんが増えますので、生後6か月までに初回3回の接種を済ませておくことを推奨します。
対象者には生後2か月になる前月末に予診票を郵送します。
令和6年4月1日からDPT-IPV-Hib5種混合(インフルエンザ菌B型(ヒブ)・ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)ワクチンが接種できるようになりました。
5種混合ワクチンの接種についてはこちらをご覧ください。
予診票の発行申請フォーム
予診票を紛失された場合や目黒区に転入されたお子さんで予防接種が未接種の場合は、以下のリンクからウェブ申し込みができます。
申請フォーム
ヒブワクチン(インフルエンザ菌b型ワクチン:Hib感染症)
法定接種年齢
接種日時点で、生後2か月以上5歳に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)のかた
標準接種年齢
- 初回接種は生後2か月以上7か月に至るまでの間に3回接種
- 追加接種は初回接種終了後7か月以上、標準的には7か月から13か月までの間隔をおいて1回接種
予防接種の費用
送付された予診票を使用し、法定接種年齢の期間内に接種をした場合は無料です。ただし、決められた医療機関以外で接種したり、法定接種年齢を外れて受けた場合は有料になります。
接種回数
ヒブワクチンの接種回数は、接種開始時期によって異なります。
接種開始時期 | 接種回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
生後2か月から7か月に至るまで | 4回 | 生後12か月に至るまでの間に27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上、標準的には27日から56日までの間隔で3回接種を行い、初回の3回目接種終了後7か月以上、標準的には7か月以上13か月までの間隔をおいて1回追加接種 |
生後7か月から1歳に至るまで | 3回 | 生後12か月に至るまでの間に27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上、標準的には27日から56日までの間隔で2回接種を行い、初回の2回目接種終了後7か月以上、標準的には7か月から13か月までの間隔をおいて1回追加接種 |
1歳以上5歳に至るまで | 1回 | 1回接種 |
注記
生後6か月以降からヒブによる細菌性髄膜炎にかかるお子さんが増えますので、生後6か月までに初回(3回)の接種を済ませておくことが望ましいとされています。
初回接種を1歳までに終了しなかった場合は、接種回数が変わります。該当する場合はお問い合わせください。
予防接種を受ける場所
区内の契約医療機関で接種してください。なお、目黒区の予診票は、目黒区以外の22区の契約医療機関でも使えます。事前に接種予定の医療機関が所在地の区の契約医療機関であることを確認してください。目黒区内の医療機関一覧は「子どもの予防接種」のページをご覧ください。
5種混合の接種を希望されるかた
令和6年4月1日から、定期予防接種にDPT-IPV-Hib 5種混合(インフルエンザ菌B型(ヒブ)・ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)ワクチンが導入されました。
- すでに4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)ワクチンとヒブワクチンを1回以上接種しているかたは、原則として4月1日以降も引き続き、同じワクチンを接種します。
- 現在、ヒブワクチンと4種混合ワクチンの予診票をお持ちで、どちらもまだ一度も接種していないかたは、原則として4月1日以降は5種混合ワクチンを接種します。5種混合ワクチンの予診票は、電子申請もしくは電話等で取り寄せてください。
小児用肺炎球菌ワクチン
小児用肺炎球菌ワクチンは、成人用肺炎球菌ワクチンとは違うワクチンです。平成25年11月1日から定期予防接種で使用されていた、13種類の成分が含まれたワクチンは、令和6年4月1日から15種類の成分が含まれたワクチンに切り替わりました。
これによる新たな予診票の発行や差し替えはありません。すでに発行された予診票でそのまま接種をいただけます。
ワクチンの切替による効果等
ワクチンの切替による効果等に関しては、厚生労働省のホームページをご確認ください。
法定接種年齢
接種日時点で、生後2か月以上5歳に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)のかた
標準接種年齢
- 初回接種は生後2か月以上7か月に至るまでの間に3回接種
- 追加接種は初回3回目終了後60日以上の間隔をおいて、生後12か月に至った日以降に1回接種(標準として生後12か月から15か月の間)
予防接種の費用
送付する予診票を使用し、法定接種年齢の期間内に接種を受けた場合は無料です。ただし、決められた医療機関以外で接種したり、法定接種年齢を外れて受けた場合は有料になります。
接種回数
小児用肺炎球菌ワクチンの接種回数は、接種開始時期によって異なります。
接種開始時期 | 接種回数 | 接種スケジュール |
---|---|---|
生後2か月から7か月に至るまで | 4回 | 生後24か月に至るまでの間(標準的には生後12か月まで)に27日以上の間隔で3回接種を行い、3回目の接種から60日以上の間隔をおいて、生後12月に至った日以降に1回追加接種(追加接種は、標準として生後12か月から15か月の間) |
生後7か月から1歳に至るまで | 3回 | 生後24か月に至るまでの間(標準的には生後13か月まで)に27日以上の間隔で2回接種を行い、2回目の接種から60日以上の間隔をおいて、生後12月に至った日以降に1回追加接種 |
1歳以上2歳に至るまで | 2回 | 60日以上の間隔で2回接種 注:ヒブワクチンとは接種回数が違います |
2歳以上5歳に至るまで | 1回 | 1回接種 |
- 生後6か月以降から肺炎球菌による細菌性髄膜炎にかかるお子さんが増えますので、生後6か月までに初回(3回)の接種を済ませておくことが望ましいとされています。
- 初回接種を2歳までに終了しなかった場合及び初回2回目の接種が1歳を超えた場合は、接種回数が変わります。該当する場合はお問い合わせください。
予防接種を受ける場所
区内の契約医療機関で接種してください。なお、目黒区の予診票は、目黒区以外の22区の契約医療機関でも使えます。事前に接種予定の医療機関が所在地の区の契約医療機関であることを確認してください。目黒区内の医療機関一覧は「子どもの予防接種」のページをご覧ください。
ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン予防接種を受けるにあたっての注意
予防接種後の副反応等については「ヒブワクチン(Hib感染症)予防接種のお知らせ」及び「小児用肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ」をお読みください。
関連するページ
- 子どもの予防接種
お子さんの定期予防接種について、目黒区でのお知らせ方法や接種方法をご案内します。 - Hib感染症(厚生労働省)
- 肺炎球菌感染症(厚生労働省)
お問い合わせ
感染症対策課 予防接種係
電話:03-5722-7047
ファクス:03-5722-9890