更新日:2022年5月16日

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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「鳥へい」

企業情報


「鳥へい」の外観

所在地

目黒区自由が丘一丁目12番4号

代表

中村四州王

創業

1952年

所属商店街

自由が丘美観商店街

女性ひとりでも気軽に入れる王道系赤提灯の老舗

店主の中村四州王(しずお)さん

東急線・自由が丘駅至近にある粋な昭和の風情が色濃く残る自由が丘美観商店街。そのど真ん中にあるのが「鳥へい」です。創業は1952年。毎日串打つ種類豊富な焼き物と美味しいお酒がリーズナブルに愉しめる、自由が丘が誇る王道系赤提灯の老舗焼鳥屋ですが、「いい意味で昭和に取り残されたような気取らず気軽に時間を過ごせるこの雰囲気を守っていきたいと思いますね」とは店主の中村四州王(しずお)さんです。

先代が70歳を迎えるタイミングで代替わりし、2020年1月から3代目店主として日々、お店を切り盛りしていますが、中村さんが「鳥へい」で働きはじめたのはいまから18年前のこと。

「もともと自由が丘出身で、鳥へいの先代は幼馴染の親御さんだったんですよね。21歳のときやることがなくてブラブラしていたところに声をかけられてアルバイトしているうちに、そのままこの店に居ついてしまいました。むかしからとくに学も取り柄もなかったけれど料理をつくるのだけは大好きで。いわゆる形式ばった料理ではなく、自分のつくりたいものを自由にフランクにつくれる居酒屋というのも自分の性に合っていました。カウンター越しに接客ができるというエンタメもありますしね」


オープンな店内

店内には1階がカウンター15席のほか、2階に約20席。外から店の中がまる見えの“赤提灯”の店にしてはかなりオープンな雰囲気ですが、「意外に思われるかもしれませんが、女性のお客さんも多いんですよ。酔ってお客さん同士で変に絡んだりすることがないようルールづくりもしていますし、女性がひとりで来ても気軽に入りやすい空気づくりに努めています」。

ビール、焼酎、日本酒、梅酒などの定番のお酒に、看板メニューの串焼きは100円からというリーズナブルな価格設定。「正直、儲かりませんが、これまでずっと100円で提供してきましたし、クオリティも下げたくないじゃないですか」。

なかには週4、5日も通う常連客も少なくないそうですが、「満席の状態でこちらが必死にメニューをさばいているときに、常連のお客さんが次のオーダーを頼むタイミングをみはからってくれたり。若いころからこの仕事をしていたので正直、それまで気にしたことはなかったのですが、コロナ禍になって常連のお客さんのありがたみが身にしみましたね。しんどいときも常連客のみなさんにこのお店を支えていただきました」。

お客さんを飽きさせず自らも調理を楽しむ充実の日替わりメニュー

「鳥へい」に毎日のように通う常連客のお目当は充実したワンコイン、アンダー500円で頼める日替わりの一品メニュー。提供する15種類のうち、10種類は毎日メニューを入れ替え、それを1年間通して続けているそうです。

「以前、松屋がCMでやっていた“みんなの食卓でありたい”というキャッチコピーが心に刺さってしまって。この店には毎日のようにいらしてくれるお客さんも多いので、飽きのこない料理を提供しようと。冬は鍋料理でバリエーションを出したり、春先だと煮物系が多いですかね。毎日、スーパーや豊洲の市場で買い物をしているときが一番楽しい」
日々、提供している料理の内容が綴られたノートを見せてもらうと、細かい文字でメニューがびっしり。なかにはグラタンやハンバーグなど洋食も記されていましたが、「ジャンルわけしてみたら凄いんですよね。和洋中、なんでも提供しています。少し凝り性なところがあって、ほかの店で食べて美味しかったものがあると自分なりに再現してみたり。いまだと玉こんにゃくの甘辛煮にハマっています。あとは趣味で海釣りをやっているので、いい魚が釣れたときはそのまま食材に使えますしね。何でもOKなのが居酒屋の強み」。


考案された毎日のメニュー

厨房の棚には重厚な鉄の器もありましたが、それも佇まいが気に入って勢いで購入。その重厚な器を使いがたいがためにソーセージ焼きなどのメニューを提供しているとか。そのときの自分のフィーリングに身をまかせつつ、居酒屋ならではの自由さを存分に楽しんでいるというわけです。


「女神の食卓」と手書きメニュー

その一方で自由が丘美観商店街では会長を務めると同時に、自由が丘商店街振興組合では“アフターコロナ”に備え「女神の食卓」と題した自由が丘の飲食店応援MAPの無料冊子も刊行。

「タイトルは駅前ロータリーにある女神像にちなんで。みんなのことをやるから、みんなもそれぞれがんばろうと。21歳のときからこの街で働いてきているので、ぜひ商店会のお手伝いはしたいと思っていますし、自由が丘自体が商店会活動が活発な街なんですよね。自由が丘はお洒落な街のイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際はかけ離れているところがあって、うちのような気どらず心地よい時間が流れるお店がたくさんあります。渋谷と横浜の中間地点で集合・合流する場所としても便利。まだしばらくは苦しい状況が続くとは思いますが、いまできることを精一杯やっていきたいですね」

自由が丘に関わるすべての人のことを考えた“みんなの食卓”がここにあるようです。

お問い合わせ

産業経済・消費生活課 商店街振興係

ファクス:03-5722-9169

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