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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「パクシクタン」
会社情報
パクシクタンの外観
所在地
東京都目黒区駒場1-27-1
代表
渋谷恒一
電話番号
03-5738-8666
開業
2021年
所属商店街
駒場東大前商店会
ヘルシーな韓国料理を気軽に毎日食べてもらいたい!
井の頭線・駒場東大前駅から徒歩3分の「パクシクタン」は手軽に本場の韓国料理が食べられる同エリアでは穴場的なお店。ソースやナムルなども手づくりし、化学調味料をほぼ使わずに、毎日食べても飽きない韓国料理を提供しています。
「韓国料理の魅力はなんといっても野菜がメインでカラダにいいヘルシーな料理であること。キムチをはじめ発酵食品や熟成の歴史も古く、日本から近い国ですが、カルチャーは全然違うんですよね」とは同店の代表を務める渋谷恒一さんです。
もともとは和食の料理人でしたが、長年勤めた和食店がお店を閉めることになったのを機に、いままでとはなにか違うことをやってみたいと韓国料理店で修行。40代半ばで独立し、7年前に荒川区町屋に韓国料理「豚丸」をオープン。その後、紆余曲折を経て、一昨年8月にここ、駒場で新たに「パクシクタン」をスタートさせました。
渋谷恒一さん
「韓国料理というと少し値段が高いイメージもありますが、ウチの場合は駒場も町屋も学生さんたちも気軽に楽しめるようなリーズナブルな価格設定にしています。それは毎日でも気軽に来ていただきたいから。つねに地域密着のお店でありたいですね」
「パクシクタン」ではランチメニューは800円スタートで、しかもご飯の大盛りが無料とたしかにリーズナブル!このところの物価が高騰する以前は700円から提供していました。看板メニューは大きめの鉄板ごと焼き立てをテーブルまで持ってきてくれる「サムギョプサル」を筆頭に、いわゆるモチモチではないサクッとした食感が人気の「海鮮チヂミ」、さらには韓国かき氷「パッピンズ」まで。
「できることなら、朝昼晩の全部に韓国料理をご提供したいくらいなんですけどね」
キーワードは大切な仲間づくり
韓国料理のお店には見えないカフェのような雰囲気の内外装は以前、ここが以前ケーキ屋さんだったものを十二分に活用したもの。カップルや家族、友人で楽しめるテーブル席に加えて、学生がひとりでも気軽に来店できるように韓国料理店にしては珍しいハイチェアのカウンター席も。壁面には「サムギョプサルのない人生は辛い。だけど今のあなたの人生は甘い。」といった”名言”や韓国チキンの食べ方などが韓国語で書かれ、店内をあたたかに彩っています。店名は韓国語で「パクさんの食堂」の意味ですが、パクさんとは渋谷さんの奥様の名前。ここに、お店のコンセプトのすべてが表れているようです。
サムギョプサルのない人生は・・・
「妻が“本場の人”なので当然、料理の味もみてもらいますが、ウチでは香辛料をやや少なめにするなど、本場の味をより日本人好みにアレンジしているのが特長。なかには辛みが苦手という人もいるじゃないですか。世代や好みを問わずにひとりでも多くの方に、ヘルシーな韓国料理を気軽に楽しんでもらいたいのです」
今後の目標、というよりも野望は海外進出。
店内の様子
「東京は飲食の激戦区なのでもう十分。東京でお店を増やすというよりは、例えばベトナムとかでお店をやってみたいですね。東南アジアで日本人が韓国料理のお店っておもしろいでしょう!?ただ、個人的には韓国料理だけにこだわっているわけではないのです。もともと長年、和食に携わって来たのである意味、ツブしが効くんですよね。つねにフットワーク軽くありたいという思いはあります。いま、駒場と町屋で2店舗を経営していますが、スタッフで一緒にバーベキューをやったりとか、とても仲良くて家族同様のつきあい。そんな信頼できる大好きな仲間と一緒に、お客さまに喜んでいただける美味しい料理がご提供ができたら幸せですね」
ふりかえれば駒場にお店を出したのも、渋谷さんがビルのオーナーと知り合いだったことから。
「店のオープンと同時に駒場に住みはじめて、積極的に地元のお店に飲みに行っては知り合い、仲間をどんどん増やしていますね」
とにかく出逢いと仲間が大切。リピーターが多いという「パクシクタン」ですが、このお店の居心地良さの理由がわかったような気がします。
お問い合わせ
産業経済・消費生活課 商店街振興係
電話:03-5722-9881
ファクス:03-5722-9169