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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「祐天寺藤本デンタルクリニック」
企業情報
「祐天寺藤本デンタルクリニック」の外観
所在地
東京都目黒区祐天寺二丁目6番14号 本郷ビル1階
代表
藤本 収
電話番号
電話:03-6452-3470
創業
2024年
所属商店街
祐天寺商店会
歯全体の機能性を考えトータルの視点で根本から治す
東急東横線・祐天寺駅から徒歩3分の「祐天寺藤本デンタルクリニック」は、患者さん一人一人の歯の悩みや歯並びからライフスタイルにまで寄り添うことで、総合的な観点で根本から徹底的に治すことを目指している歯科医院です。患者さん一人の診察時間の枠はなんと60分。歯科医院にしてはユニークなスタイルですが、なかでも力を入れているのが「噛み合わせ治療」だといいます。
「歯の噛み合わせが悪くてうまく噛めない人を、適切な噛み合わせにしていくものです。もちろん、虫歯や歯周病の治療、インプラントなども力を入れているのですが、どちらかというとそれらはツールの一つに過ぎません。それは、トータルで治すことが大切だと考えているからです。例えば一見、歯並びがきれいであっても、それぞれの歯が機能的に並んでいなければ、そこを治さない限り、歯のコンディションは悪くなっていきます。1本の歯を治療しても、全体として機能していなければ意味がありません。そこで、歯全体のバランスをとりながら、それぞれの歯が機能的に調和するように治していくことを目指しています」と話すのは院長の藤本収さんです。
院長の藤本 収さん |
「祐天寺藤本デンタルクリニック」の開業は2024年の4月。現在、開院から5か月が過ぎていますが、「おかげさまで地域の方をはじめとして、色々な方々に徐々に認知していただいているような感じですかね」と手応えを感じている様子です。
藤本さんは広島県の出身。広島大学歯学部を経て、埼玉県さいたま市浦和区にある波多野歯科医院に入社。9年ほど歯科医として勤めこの春、独立に至りました。
「この道に入る当初から、将来的には自分の歯科医院を持ちたいと考えていました。波多野歯科医院に入ったのは当時、大学時代の先輩が働いていたことがきっかけですが、インプラントで多くの実績があるデンタルクリニックで、将来的な独立開業を考えたときにインプラントも必須のツールになると考えたのも理由ですね」
歯科医としてのキャリアをスタートさせた波多野歯科医院では、トータルの視点で歯を治すことの意義を学びます。そこで、軸の一つとなっていたのが歯の噛み合わせ理論。
「歯科業界では正直、噛み合わせ理論を実践しているところがまだ少ないのが現状です。それはトータルで治すということは、時間と根気が必要だから。そこを、あえて手間をかけ、歯の不調の原因がどこからきているのかを見極めて、適切な治療を行っていきたいのです。患者さんからは「今までこんなに真剣に歯の話をされたことはなかった」などといった反応が返ってきますが、要はしっかりと話をすれば患者さんにもかなり理解していただけるのかなと。これは開院当時から常に心がけていることですね」
場所を祐天寺にしたのは、もともと東横線沿線の街が好きだったから。
「素敵な街が多いですよね。都内で開業するなら東横線沿線がいいと物件を探して、祐天寺の商店街のなかにある路面店が気に入って、ここに決めました。歯の供養塔もある地域ですし。開院してみると、やはり落ち着いていて、いい街ですね。患者さんにも品があり、それでいてほどよい粋というか、人と人とのコミュニケーションを大事にされる方が多い印象です。祐天寺に根を張ってやるつもりでいますし、クリニックの名前にあえて「祐天寺」を入れているのも、「ここでやるぞ」という気合いの表れでもありますね」
最新のマイクロスコープや口腔スキャナーも積極的に導入
藤本さんが医療の道を志したのは父親の影響から
「父は外科医として勤め、もう70歳近いのですがまだ現役。父の働き方を身近で見ていて、医療系は大変だなとも思いましたが、その分やりがいがありそうだと考えたのです。将来的にライフワークにできる仕事っていいなと。その上、患者さんに喜んでいただけたら、なおうれしいですよね。細かいことをやるのが嫌いではない性分もあって、歯科医を選びました」
現在、患者さんが新しい患者さんを紹介してくれたり、浦和の勤務医時代の患者さんも利用してくれるなど、いい循環ができつつあるといいます。
「ハマる人にはハマる治療だと思いますが正直、効率は悪いです。もちろん、多忙でそんなに歯医者に時間を割けないという人もいるでしょう。ただ、それでも常に思うのは、時間をつくらなければいい治療はできないということ。その場しのぎで一部を治しても長持ちせず、結果として、やり直さなければいけなくなる場合もあるので、徹底的に治して長くキープすることを目指していますが、そのために必要なのが、相応の理論とスキルなのです」
同時に最新機材の導入にも積極的
その一つが、カール・ツァイス製のマイクロスコープ、いわゆる歯科医用顕微鏡です。
「歯の隅々まで、非常に高倍率で見えます。ムービーカメラを連結させて、動画を撮ることができるので、診察室内の2つのモニターに映しだして、患者さんが今自分の歯がどういう状態にあるのかを一目瞭然でわかるようにしています。とにかく、可視化することにはこだわっていますね。最近の患者さんはwebなどでよく情報を調べられているので、例えば本当に虫歯なのかどうかも、モニターで見せて納得してもらえるというわけです」
マイクロスコープ |
マイクロスコープと並んで必須の機材が口腔用スキャナー。
「可視化という点では、スキャナーも無いと困るツール。できるだけデジタル上で設計できるようにした方が、歯科技工士との連携もスムーズになります。実は1台で車が買えてしまうくらいの投資になりますが、これがないと自分のやりたい治療ができないのであれば、積極的に導入するという考え方です」
口腔用スキャナー |
まさに今どきの最新デンタルクリニックといった印象です。診察室は両サイドにゆとりを持たせた広めのスペースを確保していますが、これはインプラントなどの手術もここで行えるようにするため。さらに、パーテーションではなく診察室それぞれを完全個室化することで、患者さんのプライバシーにも配慮しています。
「個室にすればまわりを気にすることなく、歯に関して深いところまで患者さんとお話しすることができます。個人的には、中途半端な治療ならやらないほうがいいと考えています。治療するならしっかりと根本から治すスタイルを貫いていきたいですね」
診察室 |
「質と時間は比例すると考えます。やはり質を担保にしたかったら、その分時間はかかってしまいますよね。時間をかけて100点を取るという方向性でしょうか。もともとビジネス街ではなく、生活にリンクした地域でやりたいと思っていましたが、ここでは患者さんとコミュニケーションをとりながら、気持ちのよい人間関係を築いていけたらと考えています。治療と同時に予防のための指導にも力を入れていますが、一人一人に個性があるように歯も然りで、一人一人歯の形や並び方、構成が異なるので、治療のアプローチはもちろん、その人にとっての最適な歯の磨き方も全く異なってきます。そこが歯のおもしろいところですね」
知的好奇心あふれる歯科医が新しいスタイルのデンタルケアを提案してくれます。
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