更新日:2025年11月16日

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元気なお店、活気ある事業所をご紹介します「八雲珈琲店」

企業情報

お店の外観
「八雲珈琲店」の外観

所在地

東京都目黒区八雲一丁目10番8号

代表

宮澤 恵治

電話番号

電話:03-6319-6114

創業

2011年

所属商店街

八雲通り共栄会

レアな高級豆も取り扱うこだわりのコーヒー豆屋

東急東横線・都立大学駅から徒歩12分の八雲珈琲店。店名に珈琲店とありますが、一般的な喫茶店ではなく、自宅などで嗜む人に向けてコーヒー豆を販売している「豆屋」です。店内には世界中の各産地のコーヒー豆が所狭しと並んでいて、店内での試飲も可能。入手が難しいレアな高級コーヒー豆も販売していることもあり、近隣はもちろん、関東全域からコーヒーファンが自分の好きな豆を求めて八雲珈琲店を訪れます。

もともと写真や広告関連の仕事をしていたというオーナーの宮澤恵治さん。脱サラをして、2011年に同店をオープンしました。

オーナーの宮澤恵治
代表の宮澤 恵治さん

「コーヒーが大好きすぎて、今後もし世の中の経済状況が不安定になってしまったときに、美味しいコーヒーが飲めなくなったらどうしようと本気で考えてしまったのです。思案の結果、それならば自分でコーヒー豆を取り扱うお店をやればいいのではないかと。もともと、サラリーマンで定年退職するのではなく、ずっと働き続けたいと考えていたので、ずっとやり続ける仕事をいつ探すかということを考えたら、今かなと思ったのが40代半ばの14年前だったというわけですね」

地域の出身で、都立大学駅周辺に25年以上も住み続けていることから、お店はなじみのある立地を選んだそうです。店内には焙煎していない状態の生豆の状態でコーヒー豆をストックし、オーダーが入ると焙煎してお客様に販売するというシステム。

「焙煎するのに20分ほどかかるので、その間に別のコーヒーを試飲したり、お客様と楽しくコーヒー談義をしているといった感じでしょうか」

お店の内観

すべてはコーヒーの真実を伝えたいという想いから

お店をオープンさせた目的は「コーヒーの真実を伝えるため」という強い想いから。

「「コロンビア」というコーヒーがありますが、よくよく考えれば本来、国名だけで一括りにしてしまうのは違うと思うのです。コーヒーの世界は、生産される地域や農園はもちろんですが、同じ農園で栽培されたとしても、日当たりの良し悪しや使っている肥料、どこまで丁寧に育てているかなどで、味がまったく変わってしまうのです。加えて品種も、育てるのは難しいが美味しい高級品種から、いわゆるB級品種まで約200種類もあります」

コーヒー豆の写真

「コーヒーを評価する国際的な品評会のなかでも、代表的なものとして「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」があります。これはフレーバーや後味、酸味の質、口当たり、雑味の少なさ、甘さ、バランス、そして総合評価といった8項目で審査されるものです。単に品種の名前でコーヒーを判断するのではなく、こうした客観的な基準も存在しているのだという知識も含めて、本当に良いコーヒーとは何かを知っていただきたいという思いがあります。」

コーヒーの淹れ方

通販をやっていないのも、お客様にはコーヒーの奥深さと面白さについて語り合った上で、コーヒー豆を販売したいというこだわりからきているそうです。
学生時代からコーヒー好きだったという宮澤さんですが、コーヒー道にのめり込んだのは30年ほど前。偶然入った喫茶店で「コロンビア」を飲んだのがきっかけだと言います。

「そのあと、別のお店で「コロンビア」を飲んだら同じ「コロンビア」なのに全然味が違うわけなのです。これはなんでだろうと思い、それから、片っ端から色々なコーヒーを飲み比べてみました」

コーヒーに対する情熱が結果として、八雲珈琲店という形に結びついたようです。

「僕が常々思っているのは、シンプルにコーヒーが好きな方には、本当に美味しいコーヒーを飲んでいただきたいなということですね」

普段の生活に身近なコーヒーとの向き合い方を考えるきっかけをもらえそうです。

商店街の様子

お問い合わせ

産業経済・消費生活課 商店街振興係

ファクス:03-5722-9169

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