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更新日:2025年10月11日

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食べると危険!有毒植物の誤食に注意

春先から初夏にかけては、山菜採りや家庭菜園での収穫など、自然の恵みを楽しむ機会が増える季節です。しかし毎年この時期には、全国で有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。有毒植物の中には、見た目が食用の山菜や野草とよく似ているものがあり、誤って口にしてしまうと、嘔吐・下痢・けいれん・呼吸困難などの症状を引き起こし、重症化や命にかかわることもあります。食用と確実に判断できない植物は、絶対に「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」でください。

食用と間違えやすい有毒植物の例

有毒植物 間違えやすい食用植物
スイセン ニラ、ノビル、タマネギ
イヌサフラン ギボウシ、ギョウジャニンニク、ジャガイモ、タマネギ
バイケイソウ オオバギボウシ、ギョウジャニンニク
クワズイモ サトイモ
ユウガオ ヒョウタン
トリカブト ニリンソウ、モミジガサ
チョウセンアサガオ ゴボウ、オクラ、モロヘイヤ、アシタバ、ゴマ

参考:自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省)

有毒植物による食中毒予防

有毒植物で食中毒を起こさないように次のことに注意しましょう。もし、体調に異常を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。その際、原因と思われる有毒植物が残っている場合は、持参して治療の参考にしてもらって下さい。

有毒植物による食中毒防止5カ条

  1. 新芽や根だけで種類を見分けることは、難しいことを知る。
  2. 専門家の指導の下で、正しい知識を身に付ける。
  3. 山菜採りでは、有毒種が混入しないよう注意する。
  4. 正しい調理をする(ワラビのアク抜きやジャガイモの芽の除去など。)。
  5. 食べられる種類かはっきり分からないものは絶対食べない。

有毒植物に要注意

(リーフレット)有毒植物に要注意(厚生労働省)

家庭園芸、植えるときの注意

  1. 食べる目的で植える場合は、食用の植物か確認してから植えましょう。どこに何を植えたかわかるように、必ずネームプレートをつけましょう。
  2. 食用植物と観賞用植物は並べて植えず、明確に区分けして、植えましょう。
  3. 何か植えたら家族にも伝えましょう。

家庭園芸、ちょっとした注意で楽しく安全に

(リーフレット)家庭園芸、ちょっとした注意で楽しく安全に(東京都保健医療局)

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ファクス:03-5722-9367