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食べると危険!有毒植物の誤食に注意
春先から初夏にかけては、山菜採りや家庭菜園での収穫など、自然の恵みを楽しむ機会が増える季節です。しかし毎年この時期には、全国で有毒植物の誤食による食中毒が多く発生しています。有毒植物の中には、見た目が食用の山菜や野草とよく似ているものがあり、誤って口にしてしまうと、嘔吐・下痢・けいれん・呼吸困難などの症状を引き起こし、重症化や命にかかわることもあります。食用と確実に判断できない植物は、絶対に「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」でください。
食用と間違えやすい有毒植物の例
| 有毒植物 | 間違えやすい食用植物 |
|---|---|
| スイセン | ニラ、ノビル、タマネギ |
| イヌサフラン | ギボウシ、ギョウジャニンニク、ジャガイモ、タマネギ |
| バイケイソウ | オオバギボウシ、ギョウジャニンニク |
| クワズイモ | サトイモ |
| ユウガオ | ヒョウタン |
| トリカブト | ニリンソウ、モミジガサ |
| チョウセンアサガオ | ゴボウ、オクラ、モロヘイヤ、アシタバ、ゴマ |
有毒植物による食中毒予防
有毒植物で食中毒を起こさないように次のことに注意しましょう。もし、体調に異常を感じたら、すぐに医療機関を受診してください。その際、原因と思われる有毒植物が残っている場合は、持参して治療の参考にしてもらって下さい。
有毒植物による食中毒防止5カ条
- 新芽や根だけで種類を見分けることは、難しいことを知る。
- 専門家の指導の下で、正しい知識を身に付ける。
- 山菜採りでは、有毒種が混入しないよう注意する。
- 正しい調理をする(ワラビのアク抜きやジャガイモの芽の除去など。)。
- 食べられる種類かはっきり分からないものは絶対食べない。
家庭園芸、植えるときの注意
- 食べる目的で植える場合は、食用の植物か確認してから植えましょう。どこに何を植えたかわかるように、必ずネームプレートをつけましょう。
- 食用植物と観賞用植物は並べて植えず、明確に区分けして、植えましょう。
- 何か植えたら家族にも伝えましょう。
(リーフレット)家庭園芸、ちょっとした注意で楽しく安全に(東京都保健医療局)
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生活衛生課 食品衛生係
電話:03-5722-9506
ファクス:03-5722-9367

